宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 8/23 12:09 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。Cクラスフレアが増えています。 担当 篠原 太陽風は、500〜550km/秒と高速の状態が続いています。 早朝、23日4時(世界時22日19時)に、 太陽風磁場の小さい強まりが到来して、 5nTから8nTへ急に強まりました。 速度も少し速くなっています。 また、磁場の南北成分は、以降、南寄りに振れるように変わっています。 この影響で、AE指数の図では、 磁気圏の活動度も後半から高まっていて、 500nTを超えて、1000nTに達する中規模の活動が発生しています。 この頃の南極の昭和基地のオーロラを、 全天カメラの動画で紹介します。 残念ながら、曇り気味の空に満月過ぎの月明かりが重なって、 かなり見にくい写真になっています。 現在の磁場強度は、既に5nTに戻っています。 コロナホールの影響も後半に入っていると思われるので、 太陽風は次第に速度が下がって、穏やかになっていくでしょう。 太陽では、Cクラスフレアの発生が目立っています。 最大は、南西(右下)の1820黒点群によるC4.1で、 この他に、C1〜2のフレアが4回ほど起きています。 今のところ、黒点の規模に目立った変化はありません。 活動はこの程度で推移するのかもしれません。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |