宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 --- ---
8/21 16:25 C2.2
8/20 10:24 C1.8

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
1818 1 α C2
1820 15 βγ ---
1823 5 β C1
1824 1 α ---
1825 5 β C1
1827 8 β ---
1828 3 β C2
1829 5 β C2
1830 3 β ---
1831 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 473 +1.5
-2 h 497 -0.8
-4 h 496 -0.9
-6 h 508 +0.7
-8 h 502 +0.1
-10 h 467 -1.3
-12 h 458 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
8/22 1.6 1x10^3
8/21 2.1 2x10^4
8/20 0.4 1x10^4
8/19 0.4 1x10^4
8/18 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/17 08:50 太陽風の速度は750km/秒に高まりました。高速風は続いています。
2013/ 8/18 17:04 太陽でM3.3の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がりながら高速状態は続いています。
2013/ 8/19 11:12 高速の太陽風は終わりつつあります。太陽も比較的穏やかです。
2013/ 8/20 11:32 太陽風速度は450km/秒に下がりました。太陽に彗星が接近しています。
2013/ 8/21 12:00 高速太陽風が近づいているようです。オーロラの活動も高まるかもしれません。
最新のニュース

2013/ 8/22 12:21 更新
太陽風の速度は500km/秒に上がり、磁気圏の活動もやや高まっています。

担当 篠原

太陽からCMEの噴出が続いています。
昨日も21日15時(世界時21日6時)ころから、
太陽全体を包む様に広がる、
フルハロー型のCMEが噴き出しています。

GOES衛星のX線カメラを見ると、
21日12時(世界時21日3時)に、
このCMEと関係すると考えられるフレアが、
太陽の南半球側で発生しています。

この動画では、後半に、太陽の左上にある1828黒点群で起きた、
C2.2のフレアによる輝きも見えています。

SOHO衛星の動画では、CMEのガスは淡く、
規模の小さい噴き出しだった様です。
それでも、地球側で発生していますから、
4日後の25日頃の太陽風に影響が見られるかもしれません。
速度の高まりは小さいと思いますが、
磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、
活発なオーロラの活動をもたらします。

太陽は、この他にはC1の小さいフレアが起きている程度です。


太陽風は、昨日始まった乱れがその後も続いています。
速度は更に高まって500km/秒に上がり、高速風となっています。
磁場強度も8nTとやや強まった状態が続いています。

27日周期の図で前周期の太陽風速度の高まりと比べると、
今のところ、今回の山は少し小さくなっています。
(速度の縦軸に違いがあるので注意してください)

しかし、磁場強度はまだ強まっているので、
速度はもう一段高まるかもしれません。


磁気圏では、
700〜900nTに達する中規模の活動が度々発生しています。

太陽風の強まりは続いているので、
磁気圏活動も高めの状態が続く可能性があります。




太陽をつつむ様に広がる、フルハロー型のCMEが発生しました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画作成 : 宇宙天気ニュース


CMEに関係すると思われる、太陽の南半球側で発生したフレア。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


日本時間8月21日9時から22日9時(世界時8月21日0〜24時)のAE指数。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。