宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 8/17 08:50 更新 太陽風の速度は750km/秒に高まりました。高速風は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降更に上昇して、 16日19時(世界時16日10時)頃には、 750km/秒とかなり高い速度になりました。 その状態は半日ほど続き、 今朝くらいからは少し下がって、 700km/秒付近で推移しています。 10nT近くに強まっていた磁場強度は、 速度の高まりとともにゆっくりと下がり、 5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、ACEのグラフの初めで大きく振れていますが、 その後は磁場強度が下がるとともに振れ幅も小さくなっています。 それでも、南北に頻繁に振れているため、磁気圏の活動は活発で、 AE指数は変動が頻繁に発生しています。 中でも、磁場強度がまだ強かった前半には、 1200nTに達する大きな変化が発生しています。 その頃の昭和基地のオーロラの様子を 全天カメラの動画で紹介します。 昭和基地の朝に近く、空がだんだん明るくなる中の 活発なオーロラの活動です。 27日周期の図を見ると、 高速太陽風の最高速度は、 前回を超えてより大きくなっています。 継続時間もより長くなるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは太陽の中心線を越えて、 西半球側に回ったところです。 太陽は、黒点はあちこちに見えていますが、 活動度は低く、 1818黒点群でC1.3とC2.6の小規模フレアが発生した程度です。 放射線帯の高エネルギー電子がやや増加しています。 明日は更に高まっているかもしれません。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、世界時8月16日3時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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