宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 8/12 13:07 更新 1817黒点群が大きく発達しています。Cクラスのフレアも続いています。 担当 篠原 太陽の南西に現れた1817黒点群が大きく発達しています。 その様子を、SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。 一昨日のニュースの写真で小さい黒点として現れていましたが、 昨日から今日にかけて大きく発達した様です。 黒点たちの左右への流れが印象的です。 黒点の発達とともに、フレアの発生も増加しています。 今朝、12日6時半(世界時11日21時半)の、C6.7、C8.4など、 Cクラスのフレアが6回起きています。 その様子をGOES-15衛星のX線カメラで見てください。 太陽の左下側で何度も強い輝きが発生しています。 この後も、1817群の活動に注目してください。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、4nTから3nTへ少し弱まっている様です。 磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、太陽の北東の大きいコロナホールは、 先頭(右端)が太陽の中心に達したところです。 3日後の15日くらいから、太陽風に変化が始まるかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、もう一日早く、 2日後の7月18日から速度が上昇しています。 こちらを参考にすると、14日には変化が始まるかもしれません。 SDO衛星の可視光写真による、1817黒点群の発達。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES-15衛星のX線カメラによる、1817黒点群で次々に発生するフレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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