宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 8/13 11:05 更新 1817黒点群でM1.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨夜、12日19時半(世界時12日10時半)に、 昨日のニュースでも注目していた1817黒点群で、 M1.5の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアは、7月3日に発生したM1.5以来、 40日ぶりとなり、久しぶりという印象です。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 また、このフレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2と、 太陽を右の向こう側から観測しているSTEREO Ahead衛星COR2 による動画を掲載します。 STEREO Aheadの写真では、 ガスは南寄りに下がるように噴き出しています。 このため、地球への影響は小さくなりそうです。 太陽では、1817黒点群とともに、 1818黒点群の発達も目立っています。 この後も、フレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、昨夜、12日23時(世界時12日14時)頃から、 磁場の南北成分が南向きに振れる傾向が現れています。 27日周期の図を見ると、セクターが切り替わっていて、 これに関係した変化かもしれません。 また、速度は350km/秒と低速の風に変わっています。 磁場が南寄りになったため、磁気圏の活動が少し強まり、 AE指数では500nTに達する変化も発生しています。 ACEの図の最後では、磁場強度は7nTへもう少し強まっています。 この後も南寄りの傾向が続くと、オーロラの活動も続くでしょう。 1817黒点群で発生した、M1.5の中規模フレア。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C3カメラと、STEREO Behind COR2カメラによるCMEの噴出の様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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