宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 8/15 07:59 更新 太陽でフィラメントの噴出が発生しました。太陽風はやや高速になっています。 担当 篠原 太陽の南半球にずっと見えていたダークフィラメントが 昨夜から今朝にかけて噴出を起こしました。 SDO衛星AIA304による動画を見てください。 太陽の南西(右下)で黒いかたまりの様に浮かんでいた ダークフィラメントが、 ゆっくりと上昇し、外へ向かって噴き出しています。 拡大写真では、ガスの細かい動きも良く見えて、 なかなかの迫力です。 この噴出によって、CMEが発生しています。 SOHO衛星LASCO C2の最新写真の右下に、 ちらっと顔を出しています。 まだ発生直後なので、詳しくは明日お知らせします。 太陽では、1818と1817黒点群が目立っています。 昨日と同じサイズで拡大写真を掲載します。 形の変化など見比べてください。 この1817黒点群で、C1.5、C3.6、C1.5と 小規模フレアが発生しています。 太陽風は、速度がゆっくりと上がって、 480km/秒とやや高速の風になっています。 磁場強度は5nTと平均的な状態で安定しています。 コロナホールの影響が及び始めているのかもしれません。 しかし、磁場強度があまり高まっていないので、 本格的な影響はこれから更にやって来るのではないかと思います。 この後も太陽風の変化に注目してください。 磁気圏は、太陽風磁場の南向きに反応して、 AE指数で500nT程度の変化が、 グラフの前半と最後に起きています。 今後磁場強度が強まる変化が到来すると、 より規模の大きいオーロラ活動が発生するかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) フィラメント噴出によるCMEが、太陽の右下に噴き出しつつあります。 (c) SOHO (ESA & NASA) 1818、1819、1817黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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