宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 8/11 07:32 更新 太陽風は400km/秒近くに下がっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、480km/秒から420km/秒に下がり、 平均的な速度に戻っています。 速度の高まりは、半日ほどで終わっています。 磁場強度は、6〜7nTとやや強めの状態で安定しています。 南北成分は比較的北寄りです。 このため、磁気圏は概ね静穏で、 AE指数のグラフは、小規模の変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の北東(左上)に広いコロナホールが見えています。 その先頭(右端)は、太陽の中心に近づいていますが、 影響がやってくるのはもうしばらく先です。 一方、8日に発生したCMEの影響がそろそろ到来するかもしれません。 速度の変化は小さいと思いますが、磁場の強まりがやって来て、 磁気圏の活動を強める可能性があります。 それが見られなければ、太陽風はこのまま穏やかでしょう。 太陽は、東の端から新しい黒点が次々と現れています。 今日は記事の更新時刻が早いので、 群番号の最新情報はまだ分かりません。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。 今日は鹿児島市の科学館で、 子ども向けに鹿児島高専を紹介する展示会を行います。 これから展示機材を抱えて出発するところです。 その直前に急いで更新しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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