宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 8 --- ---
8/ 7 --- ---
8/ 6 --- ---

黒点  8/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1808 2 α ---
1809 10 β ---
1810 8 β ---
1813 5 β ---
1814 1 α ---
1815 2 β ---
1816 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 393 +0.9
-2 h 404 +0.2
-4 h 435 +0.4
-6 h 431 +0.4
-8 h 413 -0.9
-10 h 427 -0.5
-12 h 426 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -15 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
8/ 8 0.3 1x10^4
8/ 7 0.3 2x10^4
8/ 6 0.3 1x10^4
8/ 5 0.3 4x10^3
8/ 4 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/ 3 10:52 太陽風速度は300km/秒に下がり、磁気圏も静かです。
2013/ 8/ 4 12:01 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 8/ 5 11:54 高速の太陽風が到来しました。磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動度も高まっています。
2013/ 8/ 6 12:37 太陽風の速度は480km/秒と少し下がっています。イギリス北端のオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 8/ 7 11:37 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。SDO衛星で部分日食が見えました。
最新のニュース

2013/ 8/ 8 11:15 更新
太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台と平均的な状態が続いています。

担当 篠原

太陽の南部の1810黒点群の付近で、
B6程度の小さいフレアが発生しています。
X線の変化はBクラスと小さいのですが、
SDO衛星AIA193で見ると、コロナが噴き上がって、
より規模の大きい変化に見えています。

SOHO衛星でも、弱いCMEが観測されています。
南側(下向き)を中心に広がっていますが、
地球にも多少影響が到来するかもしれません。
可能性としては4日後の12日頃でしょうか。

太陽では、1813群から1816群まで、一気に黒点群が4つ現れています。
しかし、どれも規模は小さく、
黒点群数が多い割にさみしい太陽面です。

X線の変化も、上記のBクラス程度で、
穏やかな状態です。


太陽風は、速度は430km/秒前後で安定しています。
27日前の前周期のように、400km/秒台がしばらく続くのかもしれません。

磁場強度は4nTと少し弱まっています。
南北成分は0nT付近にあり、磁気圏への影響は弱く、
AE指数の変化は小さいものになっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、コロナホールは特に見られず、
穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
増加は止まっていますが、10,000のレベルを保っています。
この後、ゆっくりと減少していくでしょう。




太陽の南側で発生したフレアの様子
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フレアに伴って太陽の南に向かって噴出するCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。