宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 2 --- ---
8/ 1 --- ---
7/31 07:01 C3.1

黒点  8/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1801 1 α ---
1806 7 β ---
1807 3 β ---
1808 1 α ---
1809 3 β C3
1810 1 α ---
1811 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 356 -0.8
-2 h 354 -0.4
-4 h 350 +0.7
-6 h 352 +2.3
-8 h 361 +1.9
-10 h 360 -2.4
-12 h 346 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
8/ 2 0.3 3x10^3
8/ 1 0.3 2x10^3
7/31 0.3 2x10^3
7/30 0.3 3x10^3
7/29 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/28 08:54 高速風は終わり、太陽風は420km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
2013/ 7/29 13:06 太陽風は40km/秒台と穏やかです。Cクラスのフレアが増えています。
2013/ 7/30 12:16 C6.3の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/31 16:52 太陽風は低速の風に変わっています。太陽ではCクラスのフレアが発生しています。
2013/ 8/ 1 11:00 フレアは特に発生していません。太陽風はやや低速の風が続いています。
最新のニュース

2013/ 8/ 2 10:28 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。7月の黒点数は57でした。

担当 篠原

SIDCより、7月の太陽黒点相対数が発表されました。
それによると、7月の平均値は57.0でした。
1枚目の図で、1994年以降の変化を紹介します。
これを見ると、今月の黒点数は、先月とほぼ同じ値でした。

全体的には、2012年以降ゆっくりと下がる傾向が続いています。
太陽の黒点数はこのまま下がってしまうのでしょうか。
前回の第23期の2002年頃の様に、
2番目のピークがこれからやって来るのでしょうか。
引き続き、気長に注目してください。


その太陽は、昨日の写真で見えていた新しい群に、
1811群と番号が付きました。

黒点群は7個となかなかにぎわっていますが、
フレアの活動は弱く、
X線グラフは、Cクラスに届かない小さな変化が見られる程度です。


太陽風は、速度は350km/秒で概ね安定し、
低速の状態が続いています。

磁場強度は、5nTから2nTへ弱まっています。
磁場の南北成分も、-2nTと弱い南向きが続いていましたが、
強度が下がるとともに傾向が変わって、
現在は0nT付近になっています。

磁気圏の活動も静かな様で、
AE指数のグラフには目立った変化は見られません。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールが北西(右上)の位置に達しています。
これから太陽風に影響が見られるかもしれません。
今のところ、磁場強度は弱まっていますが、
今後、次第に強まる様だと、速度の上昇も始まるかもしれません。




太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。