宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:00)
昨日、C3.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 1 --- ---
7/31 07:01 C3.1
7/30 08:07 C6.3
01:38 C2.9
01:11 C1.8

黒点  8/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1801 1 α C1
1805 3 β ---
1806 7 β ---
1807 5 β ---
1808 3 β ---
1809 4 β C3
1810 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 353 -2.5
-2 h 362 -1.4
-4 h 369 -1.6
-6 h 370 -1.4
-8 h 400 -2.7
-10 h 384 -3.1
-12 h 378 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/ 1 0.3 2x10^3
7/31 0.3 2x10^3
7/30 0.3 3x10^3
7/29 0.3 1x10^3
7/28 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/27 10:02 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2013/ 7/28 08:54 高速風は終わり、太陽風は420km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
2013/ 7/29 13:06 太陽風は40km/秒台と穏やかです。Cクラスのフレアが増えています。
2013/ 7/30 12:16 C6.3の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/31 16:52 太陽風は低速の風に変わっています。太陽ではCクラスのフレアが発生しています。
最新のニュース

2013/ 8/ 1 11:00 更新
フレアは特に発生していません。太陽風はやや低速の風が続いています。

担当 篠原

昨日から今日にかけて、
太陽の西の端でプロミネンスの美しい変化が見られました。
SDO衛星AIA304による動画をご覧ください。
美しく巨大なプラズマのループが太陽の端に現われています。
ループの足下の明るく光っている場所は、1805黒点群です。

その太陽ですが、南東の端から1810黒点群が現れ、
東半球の中程にはもうひとつ新しい黒点群が見えています。

昨日のニュース以降、フレアの発生はありませんが、
黒点の見え方としてはなかなかにぎわっています。


太陽風は、やや低速の風が続いています。
速度は350km/秒から370km/秒の間をゆっくりと変化し、
その中で時々400km/秒に達する変化が見られます。
磁場強度は5nTで安定しています。

磁場の南北成分は、昨日の夕方くらいから
再び弱い南向きに振れています。
このため、磁気圏ではAE指数で200〜400nTくらいの
小さい変化が度々発生しているようです。


SDO衛星AIA193を見ると、
北半球のコロナホールは太陽の中心線を越え、
西半球側に入っています。
影響が及び始めるのはもう少し後でしょう。



SDO衛星AIA304による、太陽の西の端で発生したプロミネンスの変化。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。