宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 7/29 13:06 更新 太陽風は40km/秒台と穏やかです。Cクラスのフレアが増えています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒台前半と平均的な速さが続いています。 磁場強度も5nTで安定していて、こちらも平均的な値です。 磁場の南北成分は、小さい振幅で多少南寄りになっています。 この影響か、AE指数は200〜300nTくらいの小さい変化が 時々発生しています。 太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうですが、 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球の高緯度側に三角形に見えるコロナホールが現われています。 太陽の自転周期(27日)で1回分の7月2日と、 2回分の6月5日のコロナホールの様子と比べてみて下さい(1枚目の写真)。 すると、形が変化しているとともに、位置も次第に左側に動いています。 前周期、前々周期の太陽風には、 このコロナホールの影響は特にありませんでしたが、 こうして変化していくうちに、 影響が地球に到来するようになるかもしれません。 今回は、影響がやって来るなら5日後くらいでしょう。 太陽は、C1〜3と規模は小さいですが、 Cクラスのフレアが7回発生してます。 太陽の右端に近づいている1800黒点群と、1805黒点群です。 黒点の見え方には特に変化はありませんが、 活動度が少し上がっている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる、コロナホールの長期変化。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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