宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/30 12:16 更新 C6.3の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 今朝、30日8時(世界時29日23時)に、 太陽の西に沈みかけた1800黒点群で、 C6.3と少し大きい小規模フレアが発生しました。 その前に発生したC2.9とあわせて、SDO衛星による動画を掲載します。 青い写真のAIA131では、フレアの瞬間の明るい輝きがよく分かります。 赤い写真のAIA304は、 ループ状のプロミネンスの動きがとてもダイナミックで、 見応えがあります。 1800黒点群は活動度を高めている様ですが、 この後は太陽の向こう側に回るため、 地球からは見えなくなってしまいます。 残った太陽面には、1806、1807、1808と 新しい黒点群が次々に現れていて、にぎわっています。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度も5nTが続いています。 磁場の南北成分は、弱い振幅で南を向いたり、北を向いたり、 ゆっくりと変化しています。 磁気圏は概ね静穏で、 オーロラの活動度を示すAE指数は、 太陽風磁場が南を向いた時間帯に弱い変化が発生している程度です。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風はこのまま穏やかに推移する可能性があります。 一方、昨日紹介したように、緯度はやや高いですが、 太陽の北半球にコロナホールが見えています。 3日後くらいから、この影響が太陽風に現れるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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