宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:02)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 --- ---
7/26 07:36 C2.1
7/25 15:01 C1.6
06:33 C1.8

黒点  7/27 (NOAA)
磁場 フレア
1793 2 β ---
1800 12 βγ C2
1801 1 α ---
1805 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 513 -1.8
-2 h 515 -0.6
-4 h 559 -1.0
-6 h 570 -2.2
-8 h 552 -0.5
-10 h 552 -2.5
-12 h 546 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -15 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
7/27 0.2 8x10^2
7/26 0.3 5x10^3
7/25 0.3 5x10^3
7/24 0.3 5x10^3
7/23 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/22 10:59 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/23 12:22 太陽の反対側でCMEが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/24 11:27 太陽風の速度は350km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。
2013/ 7/25 11:30 太陽風は低速で安定し、磁気圏も静穏です。SOHO衛星のカメラに「かに座」が写っています。
2013/ 7/26 12:44 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度は500km/秒に上がっています。
最新のニュース

2013/ 7/27 10:02 更新
500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

高速になった太陽風は、26日15時(世界時26日6時)頃に
570km/秒くらいまで速度が上がりました。
そのまま今朝くらいまで550km/秒程度で安定し、
現在は少し下がって500km/秒に戻っています。

一方、10nTに強まっていた磁場強度は、
速度が上がり切る頃に5nTに下がり、
現在は4nTへもう少し下がっています。

高速太陽風の領域は、最高速度を通り過ぎ、
後半に入ろうとしている様です。


磁気圏では、小中規模の活動が続いています。
AE指数のグラフは、前半に500nTを超える変化が発生し、
中盤以降は200〜500nTと少し小さくなって変化が続いています。

太陽風は、速度も磁場強度も山を越えたようなので、
磁気圏も今後は弱い活動が続く程度でしょう。


SDO衛星AIA193のコロナ写真では、
太陽の中心付近にコロナホールはなく、
現在の高速風が通過した後は、
穏やかな状態になりそうです。


GOES衛星のX線グラフでは、
最後のところにC1〜2の小規模フレアが2回発生しています。
1つめは、太陽の南西(右下)の向こう側で起きた現象で、
2つめは、そのとなりの1800〜1805黒点群付近で発生しています。
同じGOES衛星によるX線カメラの動画をご覧ください。

太陽の活動はこの程度で、
全体としては比較的穏やかです。



GOES-15衛星のX線カメラによる、太陽の西側で見られたフレア。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。