宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:30)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 06:33 C1.8
7/24 --- ---
7/23 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
1793 2 β ---
1800 18 βγ C2
1801 1 α ---
1804 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 334 -0.3
-2 h 335 +0.2
-4 h 336 -0.6
-6 h 332 +1.1
-8 h 326 -1.6
-10 h 326 -0.8
-12 h 333 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
7/25 0.2 5x10^3
7/24 0.3 5x10^3
7/23 0.5 7x10^3
7/22 0.3 8x10^3
7/21 0.4 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/20 12:55 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。
2013/ 7/21 07:45 太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。
2013/ 7/22 10:59 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/23 12:22 太陽の反対側でCMEが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/24 11:27 太陽風の速度は350km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。
最新のニュース

2013/ 7/25 11:30 更新
太陽風は低速で安定し、磁気圏も静穏です。SOHO衛星のカメラに「かに座」が写っています。

担当 篠原

CMEの観測に活躍しているSOHO衛星のLASCO C3カメラに、
かに座が姿を現しています。
説明付きの動画を掲載します。

今日の写真では、
太陽の左側に、かに座の甲羅のあたりの四角形が写っています。
その中心には、プレセペ星団という星の集まりも見えています。

かに座は、冬から春にかけて夜空に見える星座です。
夏を迎えて、夜とちょうど反対の太陽の方向にやって来たのです。
これからしばらく、LASCO C3の写真を右に進んで行く様子を楽しめます。


現在の太陽は、1800黒点群で
C1.0、C1.8と小規模のフレアが発生した程度で、
活動は穏やかです。


太陽風の速度は、350km/秒から340km/秒へ、
小幅ですが一段と低下しています。
磁場強度も3〜4nTとやや弱まった状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、
昨日紹介したコロナホールはさらに西に進んでいます。
ここからの影響が明日くらいに始まるでしょうか。


磁気圏も静穏です。
AE指数は目立った変化は発生していません。



LASCO C3カメラに写ったかに座の紹介は以前にも行いましたが、
いつだったか調べてみると、ちょうど2年前の同じ日、2011年7月25日でした。
考えることって毎年同じなんですね。



SOHO衛星LASCO C3カメラの左側に、かに座が見えています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画作成 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。