宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 7/24 11:27 更新 太陽風の速度は350km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒から350km/秒へ下がり、 より低速になっています。 磁場強度も5nTから3nTへやや弱まっています。 穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏の活動も穏やかで、 AE指数のグラフは、小さい変化が所々に起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心から西半球側へコロナホールが通過しています。 写真の中心部を切り出して、動画を掲載します。 コロナホールは、太陽の磁場が外へ向かって広がっている場所です。 磁力線に沿ってコロナが飛び出して行くため、 ガスが薄くなり、穴があいたように暗く見えるのです。 飛び出したコロナは速度の高い太陽風として周囲に広がって行きます。 このコロナホールから飛び出した太陽風は、 今、地球に向かっていると考えられます。 明後日くらいに地球に到達して、 太陽風に変化をもたらすかもしれません。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、静かです。 東端から現れた黒点には1801黒点群と番号が付けられましたが、 特に活動的でもないようです。 太陽の中央のコロナホールは、次第に西半球へ移動しています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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