宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:59)
昨日、C3.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/22 --- ---
7/21 17:23 C3.1
7/20 12:33 C2.1

黒点  7/22 (NOAA)
磁場 フレア
1793 18 βγ C2
1800 11 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 395 +2.0
-2 h 401 +2.9
-4 h 395 +0.2
-6 h 395 -0.1
-8 h 394 -0.7
-10 h 399 -1.9
-12 h 392 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -23 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -30 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -32 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
7/22 0.3 8x10^3
7/21 0.4 9x10^3
7/20 0.3 9x10^3
7/19 0.4 3x10^3
7/18 0.3 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/17 12:39 コロナホールによる太陽風の乱れが近づいています。
2013/ 7/18 14:52 太陽風は低速で穏やかです。コロナホールの影響はまだ到来していません。
2013/ 7/19 12:30 太陽風の速度が500km/秒台に上がりました。コロナホールの影響が始まった様です。
2013/ 7/20 12:55 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。
2013/ 7/21 07:45 太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。
最新のニュース

2013/ 7/22 10:59 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態で安定しています。
磁場強度は、3nTから5nTに上がっていますが、
平均的な強さに戻った程度の小幅の変化です。
高速太陽風の影響は終わって、穏やかな風が続いています。

磁気圏も穏やかで、
AE指数のグラフは、小さい変化が時々起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
赤道付近から南半球に伸びるコロナホールは太陽の中心線を通り過ぎ、
続いて、小さいコロナホールが太陽の中心に近づいているところです。
こちらのコロナホールは、27日前の太陽にもあり、
規模としてはやや縮小しているようです。

太陽風は穏やかになっていますが、
これらのコロナホールの影響が、
明後日以降の太陽風に見られるかもしれません。


太陽の黒点は、1793群と1800群だけです。

発達に注目していた1800群では、
C1.0とC3.1の小規模フレアが発生しています。
しかし、黒点の発達は止まっているようなので、
フレアもこの程度でしょうか。


SDO衛星AIA304を見ていると、
太陽の北西の端(右上)でプロミネンスがダイナミックに変動していました。
その様子を動画で紹介します。
約1日半の変化ですが、右から左へ急に動いたり、
下から上へ盛り上がっていったり、見ていて飽きません。



太陽の北西の端で見られた、プロミネンスのダイナミックな動き。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。