宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 7/22 10:59 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態で安定しています。 磁場強度は、3nTから5nTに上がっていますが、 平均的な強さに戻った程度の小幅の変化です。 高速太陽風の影響は終わって、穏やかな風が続いています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数のグラフは、小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 赤道付近から南半球に伸びるコロナホールは太陽の中心線を通り過ぎ、 続いて、小さいコロナホールが太陽の中心に近づいているところです。 こちらのコロナホールは、27日前の太陽にもあり、 規模としてはやや縮小しているようです。 太陽風は穏やかになっていますが、 これらのコロナホールの影響が、 明後日以降の太陽風に見られるかもしれません。 太陽の黒点は、1793群と1800群だけです。 発達に注目していた1800群では、 C1.0とC3.1の小規模フレアが発生しています。 しかし、黒点の発達は止まっているようなので、 フレアもこの程度でしょうか。 SDO衛星AIA304を見ていると、 太陽の北西の端(右上)でプロミネンスがダイナミックに変動していました。 その様子を動画で紹介します。 約1日半の変化ですが、右から左へ急に動いたり、 下から上へ盛り上がっていったり、見ていて飽きません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |