宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/20 12:55 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の520km/秒からさらに高まって、 19日22時(世界時19日13時)頃に600km/秒に達し、 その後半日ほど600km/秒前後とかなり高い速度の風が続いています。 一方、磁場強度は、昨日のニュース以降は低下する傾向が続き、 現在は3nTと平均よりも弱い値まで下がっています。 このため、高速風は既に最高速度に達していると思われます。 磁気圏の活動は、激しくはありませんが、 AE指数で500nTを前後する規模の変動が続いています。 掲載のグラフではもう通り過ぎてしまいましたが、 世界時19日3〜4時頃の南極・昭和基地のオーロラ動画を掲載します。 前半は、美しい光の帯が写真を左から右へ流れて行き、 次第に周期的に点滅するオーロラが目立つようになって、 やがて朝を迎えます。 太陽風の磁場強度が下がってきたことから、 高速風は、もうしばらく現在の高い速度が続いた後、 次第に低下を始めて行くでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球のコロナホールの左端は、 ちょうど太陽の中央線を通過するところです。 この様子だと、もう3日程度高速風は続くかもしれません。 27日周期の図でも、前周期の高速風の終わりは6月26日で、 これは7月23日に相当します。 太陽は、ちょうど今、C2.1の小規模フレアが発生したところですが、 目立ったフレアはこの程度で、活動は静かです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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