宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/21 07:45 更新 太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼、 20日12時(世界時20日3時)までは600km/秒台を保ちましたが、 以降、低下を始め、既に430km/秒と平均的な状態に戻っています。 27日周期の図を見ると、 前周期はさらに2日程度高速風が続いたのですが、 今回はあっさりと高速太陽風は終わってしまいました。 太陽風の磁場強度は3nT前後と弱まった状態で推移しています。 南北成分は、グラフの前半に南寄りが見られますが、 中盤以降は0nT付近と小さくなっています。 このため、磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、中盤以降変化がありません。 太陽の北半球のコロナホールの影響は、 これで終わってしまったのかもしれませんが、 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球の縦に伸びるコロナホールが太陽の中心に達しています。 このコロナホールは、27日前はこれよりもだいぶ淡く、 目立った影響はやって来ませんでした。 今回はどうなるでしょうか。 3日後くらいの太陽風に注目して下さい。 太陽は、昨日のニュースでお知らせした C2.1の小規模フレア(発生は1793黒点群でした)以降、 特に活動は見られません。 南半球の1800黒点群の黒点が増えています。 発達の様子をSDO衛星の拡大写真で紹介します。 今後、フレアの活動を起こすようになるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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