宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/19 12:30 更新 太陽風の速度が500km/秒台に上がりました。コロナホールの影響が始まった様です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと上がり続け、 現在、500km/秒を少し超えたくらいの高速風になっています。 磁場強度も、昨日からもう一段上がって10nT前後で推移しています。 磁場強度は現在も強まったままなので、 太陽風の速度は、もう一段上昇する可能性があります。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、 最高速度に達したのは6月23日で、 これは今回は明日、7月20日に相当します。 太陽風磁場の南北成分は、0nTをはさんで、 北向きや南向きに頻繁に振れています。 磁場強度が強まっているため、振れ幅も大きくなり、 南を向いた時の影響度は高まっています。 AE指数では、500nTから1000nTに達する変化も記録されています。 この後も、磁場が強まっている間は 磁気圏の活動がより活発になる可能性があります。 太陽は、南東の端から現れた新しい黒点たちに、 1798、1799、1800群番号などの番号が付けられています。 この中の一番左端の1800黒点群で、 C2.3フレアが2回発生しています。 その様子を、GOES衛星のX線写真で紹介します。 このフレアに伴って、CMEも噴き出しています。 SOHO衛星LASCOカメラによる動画をご覧ください。 地球からは横方向に噴きだしているので、影響はありません。 ただし、黒点群はこれから太陽の中心に向かうので、 今後もフレアの活動が続く場合は、 次第に注意が必要になるでしょう。 GOES-15衛星のX線カメラによる、2回発生したC2.3フレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) フレアに伴って太陽の東に向かって噴出したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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