宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/15 12:44 更新 太陽風磁場の南向きが強まり、磁気圏活動も活発になりました。擾乱は終わりつつあります。 担当 篠原 昨日のニュースで注目していた様に、 昨日の午後、14日16時(世界時14日7時)頃から、 太陽風磁場の南北成分は大きく南向きに振れ、 磁気圏の活動度が高まりました。 太陽風に流されてきた磁場の変化の後半がやって来た様です。 太陽風の磁場強度は、 昨日のニュース以降も10nTを超えるレベルで推移しました。 南北成分は、最初に-7nT程度に南向きに振れて、 その後-10nTにまで強まっています。 この強い南向き磁場の影響で、磁気圏の活動度が高まり、 昨日は静かだったAE指数のグラフは、 今日のグラフの中盤から1000〜1500nTに達する 激しい変化を記録しています。 このグラフの最後の頃の大きな山である、 世界時15日1時のオーロラの様子を、 南極の昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 10秒間隔の写真なので、 オーロラの動きはより細かく撮影されています。 緑色の光の乱舞が見事です。 その上空には赤いオーロラの帯もよく見えています。 この間、太陽風の速度は400km/秒から380km/秒と 平均的な値で安定していました。 磁場強度も、今朝から強度が一段下がって、 現在は5nTと通常の値です。 南北成分の南向きは続いていますが、 磁気圏活動の規模は小さくなって行くでしょう。 太陽は、東の端から新しい黒点が現われています。 ちょうど今、C2のフレアが発生した程度で、活動は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 磁気圏の活動の強まりの影響で減少しています。 明日以降、どのくらいのレベルで安定するでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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