宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/11 12:12 更新 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏活動も高まりました。太陽風の変化は終わりつつあります。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、太陽風磁場の南北成分は -10nT程度の強い南向きが続きました。 そして、今日の未明、11日2時(世界時10日17時)頃から、 10nTを超えていた磁場強度とともに弱まり始め、 半日ほど経った現在、磁場強度は6nT、南北成分は-5nTと、 南向きは続いていますが、通常の磁場の強さに戻っています。 一方、太陽風の速度は、昨日のニュースの後に、 400km/秒台に上がり、さらに470km/秒くらいまで高まりました。 現在は少し下がって、420km/秒です。 こちらも現在は平均的な状態です。 太陽風磁場が大きく南に振れたため、 磁気圏の活動も活発になっていました。 AE指数はほとんどの時間帯で1000nTに達する変動が発生しています。 そのオーロラの様子として、昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。 この後、昭和基地は曇ってしまい、 雲越しにオーロラの輝きが見えていました。 また、Dst指数の速報値は、-50nTくらい減少しています。 弱い磁気嵐になっています。 太陽風の乱れは、このあたりで落ち着きそうです。 この後は、磁場、速度ともに穏やかになっていくと思います。 今回の太陽風の乱れを受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加しています。 青線のGOES15は、既に10,000のレベルに達しています。 今後、赤線のGOES13も高まって行くと思われます。 太陽では、1785、1787黒点群の縮小傾向が続いています。 今日の黒点の拡大写真は、また一段寂しくなっています。 フレアは、1787黒点群でC4.9と、 1785黒点群でC2.0が発生しています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) Dst指数の速報値は、-50nT程度減少しています。 (c) 京都大学WDC 1785、1787黒点群は縮小しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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