宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 9 11:37 C2.8
07:12 C4.5
7/ 8 10:18 C9.7
7/ 7 21:06 C1.7
09:52 C6.1
06:51 C1.8

黒点  7/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1784 7 β C1
1785 59 βγδ M1
1787 34 βγδ ---
1789 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 309 +1.8
-2 h 314 +1.6
-4 h 322 +2.5
-6 h 306 +1.8
-8 h 313 -1.1
-10 h 312 -3.1
-12 h 321 -3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
7/ 9 0.3 6x10^2
7/ 8 0.3 5x10^2
7/ 7 0.3 2x10^2
7/ 6 0.3 3x10^3
7/ 5 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/ 4 11:51 太陽の活動が高まり、M1.5やCクラスフレアが多く発生しています。太陽風は低速です。
2013/ 7/ 5 12:23 太陽ではCクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。
2013/ 7/ 6 12:58 太陽風磁場が南向きに強まっています。磁気圏の活動も活発になっています。
2013/ 7/ 7 09:25 太陽風磁場の強い南向きが続き、活発な磁気圏活動が続きました。
2013/ 7/ 8 10:42 太陽風磁場の乱れは終わり、磁気圏は静穏です。太陽でCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2013/ 7/ 9 12:27 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

1785、1787黒点群は、大きな姿を保っていますが、
1枚目の拡大写真を昨日の写真と比較すると、
少し小さくなっている印象も受けます。

右側の1985黒点群について、
昨日から今日にかけての拡大写真の動画を掲載します。
ゆっくりとした動きですが、黒い暗部や灰色の半暗部など、
あちこちで興味深い動きを見ることができます。

発生頻度は減りましたが、Cクラスのフレアも続いていて、
昨日のニュースの更新時に発生したC9.7に続いて、
C4.5やC2.8が発生しています。

黒点群は、このまま穏やかになっていくのか、
再び活動を高めるのか、もうしばらく注目して下さい。


太陽風は、320km/秒前後と低速の風が続いています。

磁場強度は5nTと平均的な強さで安定していて、
磁場の南北成分は、グラフの前半で弱い南寄り、
その後弱い北寄りに変わっています。

AE指数のグラフもこの変化に合わせて、
前半に小規模の山が見られ、後半は変化がなくなっています。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールはなく、
太陽風はこの後も低速の穏やかな状態が続くと思われます。

27日周期の図を見ると、
前周期の最後の6月21日に速度の上昇が起きています。
この高速風が回帰すると考えると、7月18日頃となりそうです。




太陽の中央部に広がる、1785、1787黒点群
(c) SDO (NASA)


SDO衛星の可視光写真による、1785黒点群の1日の変化。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。