宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/ 9 12:27 更新 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 1785、1787黒点群は、大きな姿を保っていますが、 1枚目の拡大写真を昨日の写真と比較すると、 少し小さくなっている印象も受けます。 右側の1985黒点群について、 昨日から今日にかけての拡大写真の動画を掲載します。 ゆっくりとした動きですが、黒い暗部や灰色の半暗部など、 あちこちで興味深い動きを見ることができます。 発生頻度は減りましたが、Cクラスのフレアも続いていて、 昨日のニュースの更新時に発生したC9.7に続いて、 C4.5やC2.8が発生しています。 黒点群は、このまま穏やかになっていくのか、 再び活動を高めるのか、もうしばらく注目して下さい。 太陽風は、320km/秒前後と低速の風が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な強さで安定していて、 磁場の南北成分は、グラフの前半で弱い南寄り、 その後弱い北寄りに変わっています。 AE指数のグラフもこの変化に合わせて、 前半に小規模の山が見られ、後半は変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールはなく、 太陽風はこの後も低速の穏やかな状態が続くと思われます。 27日周期の図を見ると、 前周期の最後の6月21日に速度の上昇が起きています。 この高速風が回帰すると考えると、7月18日頃となりそうです。 太陽の中央部に広がる、1785、1787黒点群 (c) SDO (NASA) SDO衛星の可視光写真による、1785黒点群の1日の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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