宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/10 12:12 更新 太陽風磁場が強まり、南向きに振れています。磁気圏の活動もやや強まりそうです。 担当 篠原 太陽の1785、1787黒点群は、規模の縮小が続いているようで、 今日の写真では、また少し小さくなった様に見えます。 小規模のフレアの発生は続いていて、 C2.0、C2.3、C1.3などが1785、1787黒点群で発生しています。 また、太陽の北半球の中緯度域で、 9日23時(世界時9日14時)にフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA193による動画を掲載します。 そして、噴き上がった後のCMEの様子を、 STEREO Behind衛星のCOR2カメラが捉えています。 地球のある右に向かって、白いガスが噴き上がっています。 太陽の中心付近で発生していることから、 CMEによる太陽風の乱れは地球に到来する可能性があります。 13〜14日あたりの太陽風に弱い乱れが見られるかもしれません。 太陽風は、速度が300km/秒から350km/秒に少し上がっていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度が5nTから12nTくらいに強まっていて、 南北成分の振れも大きくなっています。 現在は-10nTと南に大きく振れていて、この状態が続くと、 磁気圏の活動もある程度大きくなりそうです。 (現在のAE指数は、500nTくらいの変化です) 磁場の南向きが強まり始めた頃、 世界時9日23時の昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 オーロラの明るい光が、激しく空で踊っています。 この時間帯も10秒間隔の撮影だったので、 よりなめらかにオーロラの動きを捉えています。 この後も、低速の太陽風が続くと思われますが、 磁場の南向きの変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) 太陽の中央部で発生したフィラメント噴出と、地球方向に飛びだしたCME。 (c) SDO (NASA)、STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南極の昭和基地で、世界時9日23時に観測された激しいオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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