宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 7/ 6 12:58 更新 太陽風磁場が南向きに強まっています。磁気圏の活動も活発になっています。 担当 篠原 太陽風磁場の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まっています。 太陽風の速度は、360km/秒と低速の状態が続いていますが、 昨日の午後から磁場強度が強まり始め、 それまでの5nTからゆっくりと上昇して、 現在は13nTまで強まっています。 そして、今朝、6日7時(世界時6日22時)頃から、 南北成分が大きく南に振れ始め、 現在は-13nTと磁場強度いっぱいに南に振れています。 この影響で、磁気圏の活動が強まっています。 AE指数は、既に1000nTに達する変化を記録しています。 南極の昭和基地では、活発なオーロラが観測されています。 その様子を、動画で紹介します。 空全体をオーロラの輝きが覆っています。 Dst指数も-50nTほど下がっていて、 磁気嵐が発生している様です。 今後、変化がより強まる可能性があります。 現在の太陽風は速度が遅いので、 磁場の乱れが通過するのにより長い時間かかることになります。 磁気圏の擾乱は、このまましばらく続くでしょう。 太陽は、1785、1787黒点群の活動が続いています。 昨日のニュース以降、Cクラスのフレアは14回発生しています。 大きいものは、5日22時(世界時5日13時)のC8.5、 6日4時半(世界時5日19時半)のC4.9、 6日11時半(世界時6日2時半)のC4.1などがあります。 今日も可視光の拡大写真を掲載しますが、 黒点は、大きく、複雑な姿をしています。 この後もフレアの発生に注目して下さい。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) Dst指数の速報値は、-50nTに減少しています。さらに発達しそうです。 (c) 京都大学WDC SDO衛星の可視光写真による、太陽南東部の1785、1787、1788黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |