宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/ 4 11:51 更新 太陽の活動が高まり、M1.5やCクラスフレアが多く発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽のフレアの活動が活発になってきました。 GOES衛星のX線グラフは、 Cクラスを超える変化が頻繁に起きるようになっています。 同じGOES衛星のX線カメラの1日の動画を掲載します。 太陽の左端と右端にとても明るい領域があり、 それぞれで何度もフレアの閃光が発生しています。 左端は、次に拡大写真を掲載している1785、1787黒点群です。 右端は、昨日まで見えていた1780黒点群の領域です。 規模の大きいフレアとしては、 昨日のニュースの直後、3日12時半(世界時3日3時半)に、 1780黒点群で発生したC5.4、 3日16時(世界時3日7時)に、 東端に現れたばかりの1785黒点群で起きたと思われるM1.5、 今朝、4日5時(世界時3日20時)にも1785黒点群でC6.0と、 続く4日9時(世界時4日0時)にC8.9 などがあり、この他にC1〜2の変化が10回近く発生しています。 今後も、1785、1787黒点群の活動に注目して下さい。 太陽風は、もう一段速度が下がり、350km/秒と低速状態になっています。 前周期は400km/秒台に留まっている時間帯が多かったのですが、 今回のこの領域は低速風になっているのでしょうか。 太陽風の磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 南北成分の振れも小さく、磁気圏は静穏で、 AE指数は200nTの弱い変化が見られる程度です。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風、磁気圏は今後も比較的穏やかな状態が続きそうですが、 太陽活動の活発な領域がこれから太陽の中心に近づくので、 規模の大きいフレアなどが発生すると、 突発性の擾乱が地球にやって来る可能性があります。 太陽活動の極大期らしく、 しばらく活動的な宇宙天気を見られるかもしれません。 GOES-15衛星のX線カメラによる、C9.9のフレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星の可視光写真による、太陽の東端の1785、1787黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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