宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 7/ 3 12:01 更新 C7の小規模フレアが2回発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。 担当 篠原 昨日、太陽の東端から姿を現した1785黒点群は、 さらにその続きがあり、今日は一段と大きな姿を見せています。 SDO衛星の可視光カメラによる拡大写真を掲載します。 そして、この1785黒点群で、 今日の未明、3日3時(世界時2日18時)にC7.1、 今朝、3日9時(世界時3日0時)にC7.2と、 大きめのCクラスフレアが連続で発生しています。 この後も活動的な状態が続く可能性があります。 引き続き注目して下さい。 また、昨日の朝の現象ですが、 太陽の東端でフィラメント噴出が発生していました。 SDO衛星AIA304による噴き上がりの様子と、 その後のCMEをSOHO衛星LASCO C3の動画でご覧ください。 巨大なプラズマのアーチが豪快に太陽の左に飛び出しています。 地球からは横方向に噴出しているので、影響はないでしょう。 太陽風は、昨日のニュース以降もゆっくりと速度が下がり、 現在は380km/秒とやや低速の状態になっています。 磁場強度は3nTと弱めです。 南北成分は0nTをはさんで、南北に振れていますが、 元々の強度が弱いため、振れ幅は小さく、 +2nTと-2nTの間を変化している程度です。 このため、磁気圏の活動は起きているものの小規模で、 AE指数は200nTの小さい変化をしています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の北半球の高緯度域に大きなコロナホールが広がっています。 緯度が高いので、地球への影響は及びにくいと思われますが、 今後の太陽風はどうなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、高い状態が続いていますが、 10,000のラインは割っています。 SDO衛星の可視光写真による、東の端に大きな姿を現した1785黒点群。 (c) SDO (NASA) GOES-15衛星のX線カメラによるC7.1とC7.2フレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 昨日の朝、太陽の東端からフィラメント噴出が発生し、CMEが飛び出しています。 (c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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