宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 1 01:44 C2.0
01:16 C1.3
00:12 C2.7
6/30 18:07 C1.6
6/29 01:50 C1.6

黒点  7/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1777 1 α ---
1778 6 β C2
1780 3 βγ C3
1781 12 βγ C1
1782 1 α ---
1783 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 531 -2.0
-2 h 545 -1.7
-4 h 539 -3.2
-6 h 544 -3.4
-8 h 541 -2.0
-10 h 535 -1.1
-12 h 529 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -49 -/ -
-2 h -53 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -47 -/ -
-8 h -33 -/ -
-10 h -45 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
7/ 1 0.3 5x10^3
6/30 0.4 3x10^3
6/29 0.5 1x10^3
6/28 0.8 3x10^4
6/27 0.7 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/26 11:03 高速太陽風は終わりつつありますが、次のコロナホールが太陽の中心に来ています。
2013/ 6/27 11:14 太陽風は平均的な速度に下がりました。次の高速風が近づいています。
2013/ 6/28 10:25 太陽風の弱い乱れが到来しました。高速風の到来はこれからです。
2013/ 6/29 10:59 太陽風の磁場が大きく南向きに振れ、磁気圏の擾乱が大きくなっています。
2013/ 6/30 10:37 太陽風磁場の強い南向きは終わりました。その後、速度が少し上がっています。
最新のニュース

2013/ 7/ 1 11:32 更新
太陽風の速度が500km/秒台に上がっています。C1〜2の小さいフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の470km/秒からもう一段上がって、
540km/秒の高速風になっています。
コロナホールの影響が強まったのか、
判断しずらいですが、
CMEの変化も混じっているのかもしれません。

磁場強度は5nTでほぼ安定しています。
南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りの傾向です。

このため、磁気圏では小規模の変化が続いていて、
AE指数は300〜500nT程度の小規模の変化が続いています。


SDO衛星AIA193の写真では、
太陽の西に見えていたコロナホールは、
かなり端に近付いています。
ここからの影響も終わりに近づいているでしょう。
今後の太陽風は、速度が次第に低下して、
穏やかな状態に戻るでしょう。


太陽では、C2.7を最大として、
1780黒点群と1778黒点群(ほとんど見えなくなっています)で、
C1〜2の小規模フレアが5回発生しています。
活動が増えていますが、黒点の規模は小さいので、
現状程度の活動が見られるくらいでしょう。



昨日、一昨日のニュースでお知らせした、
28日、29日の磁気圏の活発な活動によって、
各地できれいなオーロラが観測されています。
Spceweather.comのオーロラギャラリーなどで、
様々な写真を見ることができます。

また、ニュージーランド南島のオーロラ写真も公開されていると
個人的に教えていただきました。
(直接アドレスを紹介してよいか分かりませんので、
Googleなどで "flickr aurora nz"などと検索してみて下さい)

地球は、北も南もにぎやかだった様です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。