宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 6/26 11:03 更新 高速太陽風は終わりつつありますが、次のコロナホールが太陽の中心に来ています。 担当 篠原 宇宙天気とは関係ありませんが、昭和基地の全天カメラの写真に、 とてもきれいな夕焼けが写っていました。 空全体が真っ赤に輝いている状態から、 次第に暗くなって行く様子を動画でご覧ください。 写真の上の端に写っている基地の建物も赤く染まり、とてもきれいです。 この空を人の目で見るとどう見えたのでしょうか。 太陽風は、また少し速度が下がって、 480km/秒ととうとう500km/秒台を割ってしまいました。 この後も低下が続いて、 明日くらいには通常の速度に戻るかもしれません。 磁場強度は、4nTから2nT近くに弱まっています。 南北成分は比較的北寄りに振れていて、 磁気圏の活動は小さくなってしまいました。 今日のAE指数のグラフは、中盤以降は変化がなくなっています。 1つめの高速風が終わり、 次の高速風が現在地球に向かって吹き出しています。 SDO衛星AIA193の写真では、 コロナホールはちょうど太陽の中心部に来ています。 明後日には、この領域からの高速風が地球に到来するかもしれません。 太陽は、北西の端に没した1776黒点群で C1.5の小規模フレアが発生した程度です。 黒点も少なくなり、静かな様子になっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 40,000程度の高いレベルを保っています。 太陽風も落ち着いてきたので、 次の高速風が到来するまで、高い状態が続きそうです。 今日の鹿児島は、昭和基地の美しい夕焼けとは反対に、 低気圧の接近で風雨が強まっています。 特に風が強まっていて、ちょっとした台風が来たみたいです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |