宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:03)
昨日、C3.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 --- ---
6/25 05:35 C3.0
01:36 C2.0
6/24 20:27 C9.9
17:18 C3.5
05:48 M2.9

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
1772 1 α ---
1774 1 α ---
1775 7 β C3
1776 3 β C2
1777 1 α ---
1778 6 β M3
1779 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:57 475 +0.7
-2 h 486 -0.0
-4 h 494 -0.7
-6 h 506 +1.2
-8 h 513 -1.0
-10 h 521 +1.1
-12 h 516 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -35 -/ -
-2 h -45 -/ -
-4 h -47 -/ -
-6 h -52 -/ -
-8 h -53 -/ -
-10 h -45 -/ -
-12 h -56 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^4
6/26 1.3 4x10^4
6/25 3.6 5x10^4
6/24 14.1 7x10^3
6/23 6.7 6x10^3
6/22 6.7 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/21 11:54 高速太陽風が到来しました。現在は500km/秒ですが更に高まるかもしれません。
2013/ 6/22 14:22 M2.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は600km/秒に上がっています。
2013/ 6/23 14:06 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も少し高まっています。
2013/ 6/24 10:37 M2.9の中規模フレアが発生しました。高速風は続いていますが、速度が下がり始めています。
2013/ 6/25 12:02 500lkm/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も強まりました。
最新のニュース

2013/ 6/26 11:03 更新
高速太陽風は終わりつつありますが、次のコロナホールが太陽の中心に来ています。

担当 篠原

宇宙天気とは関係ありませんが、昭和基地の全天カメラの写真に、
とてもきれいな夕焼けが写っていました。
空全体が真っ赤に輝いている状態から、
次第に暗くなって行く様子を動画でご覧ください。
写真の上の端に写っている基地の建物も赤く染まり、とてもきれいです。
この空を人の目で見るとどう見えたのでしょうか。


太陽風は、また少し速度が下がって、
480km/秒ととうとう500km/秒台を割ってしまいました。
この後も低下が続いて、
明日くらいには通常の速度に戻るかもしれません。

磁場強度は、4nTから2nT近くに弱まっています。
南北成分は比較的北寄りに振れていて、
磁気圏の活動は小さくなってしまいました。
今日のAE指数のグラフは、中盤以降は変化がなくなっています。

1つめの高速風が終わり、
次の高速風が現在地球に向かって吹き出しています。
SDO衛星AIA193の写真では、
コロナホールはちょうど太陽の中心部に来ています。
明後日には、この領域からの高速風が地球に到来するかもしれません。


太陽は、北西の端に没した1776黒点群で
C1.5の小規模フレアが発生した程度です。

黒点も少なくなり、静かな様子になっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
40,000程度の高いレベルを保っています。
太陽風も落ち着いてきたので、
次の高速風が到来するまで、高い状態が続きそうです。



今日の鹿児島は、昭和基地の美しい夕焼けとは反対に、
低気圧の接近で風雨が強まっています。
特に風が強まっていて、ちょっとした台風が来たみたいです。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された夕焼け。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。