宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 6/20 11:44 更新 太陽の東端でC8.4のフレアが発生しました。太陽風は高速風が近づいているかもしれません。 担当 篠原 昨夕、19日18時半(世界時19日9時半)に、 C8.4と大きい小規模フレアが発生しました。 起きたのは太陽の東端の向こう側です。 SDO衛星AIA131によるフレアの様子をご覧ください。 前後に見えていたプロミネンスのループがきれいだったので、 時間を長くとって、たっぷり1日半の動画です。 この場所は、これまでもフレアの活動が見られて注目していましたが、 今日の可視光写真ではとうとう黒点が姿を現しています。 今後どのような活動を起こすのでしょうか。 太陽風は、また速度が下がって、 280km/秒と一段と遅い風になっています。 一方、磁場強度は、ずっと5nTで安定していましたが、 今朝くらいからゆっくりと高まり始め、 現在は9nTくらいに上がっています。 太陽の北半球に広がっているコロナホールの影響が 近づいているのかもしれません。 今日のSDO衛星AIA193を見ると、コロナホールの先頭(右端)は 太陽の西側に進んでいます。 もう少し時間がかかるかもしれませんが、 速度も上昇を始めるかもしれません。 前周期は700km/秒を超える高速風が到来した期間なので、 今後の変化に注目して下さい。 磁気圏は、比較的穏やかです。 AE指数のグラフでは、磁場の南向きに対応して、 弱い変化が発生している程度です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端から新しい黒点が姿を現しました。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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