宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 6/16 14:40 更新 太陽の東側に黒点群が7つ見えています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 一昨日のニュースでも紹介しましたが、 今度は太陽の南の端から雄大なプロミネンスの噴出が発生しました。 SDO衛星AIA304による動画をご覧ください。 今回の噴出では、奥に向かってループが伸びている様に見えます。 太陽の南東の端から更に黒点が姿を現しています。 昨日の1769、1770、1771、1772黒点群に加えて、 1774、1775群が新しく現れました。 赤道付近の1773群と合わせて、7つの黒点群が東端に集まっています。 SDO衛星可視光カメラの拡大写真を掲載します。 フレアの活動は、C1以下の小さな変動ばかりですが、 あちこちの黒点群で発生するようになっています。 活動の規模が高まって行くかどうか注目してください。 太陽風は、昨日のニュースの後、350km/秒に少し上がり、 そのまま安定しています。 低速の風であることに変わりはありません。 磁場強度も、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は比較的北寄りに変わり、 磁気圏の活動は小さくなっています。 AE指数は200nTの変化が見られる程度です。 太陽風は、この後も穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193の写真では、 太陽の中央部の南半球側に細長いコロナホールがありますが、 前周期よりも小さくなっていて、影響は小さそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端に現れた黒点群たち。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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