宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/13 --- ---
6/12 --- ---
6/11 --- ---

黒点  6/13 (NOAA)
磁場 フレア
1765 1 α ---
1768 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 407 +0.2
-2 h 397 -1.4
-4 h 407 -1.2
-6 h 406 -0.6
-8 h 420 +2.4
-10 h 430 +0.8
-12 h 441 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
6/13 0.3 2x10^3
6/12 0.3 2x10^3
6/11 0.3 1x10^3
6/10 0.4 7x10^3
6/ 9 0.3 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/ 8 13:21 今朝、M5.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場の乱れは通り過ぎました。
2013/ 6/ 9 11:31 太陽の西の端でCクラスフレアが3回発生しています。太陽風はやや低速になっています。
2013/ 6/10 12:10 太陽風は350km/秒と低速です。太陽も静かです。
2013/ 6/11 13:04 太陽は1765黒点群だけ見えています。太陽風は300km/秒台後半とやや低速です。
2013/ 6/12 11:28 太陽は静かです。太陽風の速度は440km/秒に少し上がっています。
最新のニュース

2013/ 6/13 11:27 更新
太陽のフレア活動は静かです。太陽風は400km/秒と平均的な状態です。

担当 篠原

太陽は、1765黒点群が西に没してしまい、
1768黒点群だけが残っています。

フレア活動は穏やかですが、
X線グラフではBクラスの小さな変化が発生しています。
これは、太陽の南東端(左下)の向こう側で発生した活動による変化です。
この後、南東の端から黒点群が現れそうです。


太陽風は、440km/秒から400km/秒に少し下がりましたが、
平均的な速度が続いています。
磁場強度も、4nTと平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。
このため、磁気圏では時々小さな活動が発生しています。

昭和基地で、世界時13日0時頃に見られた
オーロラの活動を動画で紹介します。
AE指数のグラフの最後に現われている小さな山に対応する変化です。

活動としては小規模の変化ですが、
天の川が見える暗い夜空が、
急にオーロラの光で満たされる変化が見事です。


27日周期の図の前周期を参考にすると、
この後もしばらく400km/秒程度の太陽風が続くかもしれません。
太陽風磁場の振れ具合によって、
今回の様なオーロラの活動も発生するでしょう。




南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。