宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 6/13 11:27 更新 太陽のフレア活動は静かです。太陽風は400km/秒と平均的な状態です。 担当 篠原 太陽は、1765黒点群が西に没してしまい、 1768黒点群だけが残っています。 フレア活動は穏やかですが、 X線グラフではBクラスの小さな変化が発生しています。 これは、太陽の南東端(左下)の向こう側で発生した活動による変化です。 この後、南東の端から黒点群が現れそうです。 太陽風は、440km/秒から400km/秒に少し下がりましたが、 平均的な速度が続いています。 磁場強度も、4nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。 このため、磁気圏では時々小さな活動が発生しています。 昭和基地で、世界時13日0時頃に見られた オーロラの活動を動画で紹介します。 AE指数のグラフの最後に現われている小さな山に対応する変化です。 活動としては小規模の変化ですが、 天の川が見える暗い夜空が、 急にオーロラの光で満たされる変化が見事です。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 この後もしばらく400km/秒程度の太陽風が続くかもしれません。 太陽風磁場の振れ具合によって、 今回の様なオーロラの活動も発生するでしょう。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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