宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 6/11 13:04 更新 太陽は1765黒点群だけ見えています。太陽風は300km/秒台後半とやや低速です。 担当 篠原 NOAAのリストでは、黒点群は再び1765群ひとつになっています。 黒点はしばらく少なくなるのでしょうか。 その1765群は、昨夜、10日23時半(世界時10日14時半)にC1.9、 その前後にBクラスの小さなフレアを続けて起こしました。 以降は静かになって、X線のグラフに変化はありません。 太陽は穏やかな状態が続きそうです。 太陽風は、350〜400km/秒と多少上下していますが、 やや低速の風が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの頃に少し強まっていて、 7〜8nTに上がっています。 磁場の南北成分は、 ACEの図の前半は南寄り、後半は北寄りに変わり、 磁気圏のオーロラ活動を表すAE指数も、 前半は500〜800nTの変化が見られ、後半は静かになっています。 太陽風は、この後も基本的には穏やかな風が続くと思われます。 SDO衛星AIA193の写真には、コロナホールは見られません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 磁気圏活動の高まりを受けて、一段減少しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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