宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/12 --- ---
6/11 --- ---
6/10 23:17 C1.9

黒点  6/12 (NOAA)
磁場 フレア
1765 4 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 441 +0.8
-2 h 426 +0.6
-4 h 412 -2.1
-6 h 400 +0.5
-8 h 403 +2.0
-10 h 386 -0.2
-12 h 402 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
6/12 0.3 2x10^3
6/11 0.3 1x10^3
6/10 0.4 7x10^3
6/ 9 0.3 7x10^3
6/ 8 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/ 7 10:22 太陽風の磁場が強まって南に大きく振れ、磁気圏活動も活発になっています。5月の黒点数は79でした。
2013/ 6/ 8 13:21 今朝、M5.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場の乱れは通り過ぎました。
2013/ 6/ 9 11:31 太陽の西の端でCクラスフレアが3回発生しています。太陽風はやや低速になっています。
2013/ 6/10 12:10 太陽風は350km/秒と低速です。太陽も静かです。
2013/ 6/11 13:04 太陽は1765黒点群だけ見えています。太陽風は300km/秒台後半とやや低速です。
最新のニュース

2013/ 6/12 11:28 更新
太陽は静かです。太陽風の速度は440km/秒に少し上がっています。

担当 篠原

太陽は、中央の南半球側に新しい黒点が出現しています。
黒点群のリストではまだ番号がついていませんが、
太陽面には2つの黒点群が見えます。

どちらの群もフレアの活動はなく、X線のグラフは落ち着いています。


太陽風は、速度が少し上がっています。
昨日は400km/秒台を切るくらいでしたが、
現在は440km/秒とやや高速の状態に近づいています。

27日周期の図で、前周期のこの頃の太陽風を見ると、
速度は400km/秒前後で推移しています。
この後も、この程度の速度が続くのかもしれません。

磁場の南北成分は、ある程度南北に振れています。
このため、磁気圏でも小規模の活動が発生して、
AE指数は500nT近い変化が発生しています。

この傾向も、太陽風に合わせてしばらく続くのかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。