宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 6/10 12:10 更新 太陽風は350km/秒と低速です。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から一旦430km/秒ほどに上がりましたが、 すぐに下がって、今朝くらいから350km/秒の低速風になっています。 と、昨日の太陽風とよく似た変化が見られたため、文章もそっくりですが、 全体的に値が少し低くなっていて現在は完全に低速の風です。 27日周期の図を見ると、昨日、一昨日と速度の小さな山が並んでいます。 太陽風の磁場強度は、5nTを前後して平均的な状態です。 南北成分は南寄りの傾向が続いています。 振れ幅は小さいですが、 南を向いているため磁気圏への影響はやや高まり、 AE指数は500nT程度の変化が発生しています。 この図の右端の時間帯(世界時10日1時頃)の活動ですが、 南極の昭和基地のオーロラの動画をご覧ください。 AE指数は小規模の変化ですが、1週間ぶりの掲載です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、 コロナホールの姿は見られず、 今後の太陽風は、低速の穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、南東(左下)に1767黒点群が出現しました。 小さな黒点で、短時間で見えなくなり、 掲載の可視光写真では見つけることはできません。 SDO衛星AIA193の写真を見ると、南西部で小さく光っています。 昨日のC3.7以降は、目立ったフレアの活動はなく、 太陽は静かです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を切った辺りで安定しています。 太陽風が静かになったので、今後の減少はゆっくりと進むでしょう。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |
