宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 5/31 11:31 更新 太陽風は350km/秒の低速風です。明日くらいから高速風が到来する可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下して、350km/秒と低速の状態に変わっています。 27日周期の図を見ると、この3日間で700km/秒台から300km/秒台へ 速度はどんどん下がっています。 磁場強度も、3nTから2nTへ更に弱まっています。 南北成分は0nT付近にあるため、磁気圏も穏やかな状態が続き、 AE指数はほとんど変化が発生していません。 SDO衛星AIA193を見ると、コロナホールは太陽の中心を通り過ぎて、 西半球側(右側)に進んでいます。 コロナホールの右端が、太陽の右側に半分ほど進んだ頃が、 高速風到来の目安です。 明日くらいに速度の高まりがやって来るかもしれません。 高速風の到来の前に、磁場の強まりが始まると思われます。 ACE衛星の変化に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、 磁気圏が静穏なので、減少はとてもゆっくりです。 今日も30,000くらいの高さが続いています。 今日のグラフでは、GOES13衛星のデータが再び現れています。 太陽は、北東の1760黒点群でBクラスの小さなフレアが発生している程度で、 全体としては穏やかです。 黒点も小さなものばかりで、寂しい太陽面です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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