宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 5/20 11:18 更新 太陽の東西でCクラスのフレアが続いています。弱い太陽風の乱れが到来しました。 担当 篠原 太陽は、昨日の夜くらいから活動度が高まり、 20日0時(世界時20日15時)にC6.3、 20日2時(世界時20日17時)にC9.9、 20日6時(世界時20日21時)にC4.7と、 大きめの小規模フレアが続いて起きています。 GOES衛星のX線カメラによる動画を掲載します。 太陽の右と左で次々に爆発が発生しています。 発生地点は西端(右端)の1750黒点群と、 東端(左端)に現れた新しい黒点群で、 これまで注目されていた太陽中央部の1748群ではありません。 1748黒点群は、昨日よりも更に小さくなっています。 太陽の東端では、 北半球側と南半球側それぞれに新しい黒点が現われています。 大きさはそれほどでもありませんが、 C9.9のフレアを起こしているので、今後の動きに注目して下さい。 太陽風は、17日のCMEの影響が、 今朝、20日7時半(世界時19日22時半)にACE衛星で観測されています。 変化は小さく、速度は380km/秒から450km/秒に上がった程度です。 磁場強度も、5nTから一時的に15nTに上がって、現在は10nTです。 磁場の南北成分は北向きに振れています。 そのため、磁気圏への影響は強まっていません (AE指数のグラフの右端の部分)。 むしろ、AE指数のグラフでは、 その前に起きていた700〜1000nTの大きな変化が目立っています。 これは、太陽風磁場の南北成分が半日近く -5nTの南向きになっていた影響です。 今後の太陽風についてですが、 27日周期の図の前周期の4月24日以降に発生している 太陽風磁場のセクターの切り替わりと、速度の高まりが、 明日以降に回帰してくる可能性があります。 過去、4周期くらいに見られている変化です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球側に大きなコロナホールが見えています。 太陽の右端と左端でCクラスのフレアが続きました。GOES衛星のX線写真。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端から新しい黒点群が姿を現しました (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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