宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 5/11 09:26 更新 太陽の東端から1745黒点群が現われ、昨日のM3.9に続いてM1.3のフレアを起こしています。 担当 篠原 太陽の北東(左上)の端から、新しく1745黒点群が現われました。 ここは昨日M3.9の中規模フレアが発生した領域です。 NOAAの太陽活動の報告を見ると、 M3.9フレアの発生地点は、この1745黒点群に修正されていました。 1745黒点群は、昨夜、10日21時半(世界時10日12時半)にも M1.3の中規模フレアを起こしています。 SDO衛星による太陽の拡大写真を掲載します。 右から、1742、1743、1744、1745と4つの黒点群が並んでいます。 この中でも1745群は一回り大きく、今後の活動に注目してください。 太陽では、南東の端(左下)からも新しい黒点が現われています。 太陽風は、速度が450km/秒から420km/秒ほどに下がり、 平均的な速度の風に戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱めです。 太陽風の高まりは通り過ぎて、落ち着いた状態です。 磁場の南北成分は、-2nTと弱い南向きが続いていますが、 AE指数の変化はほとんどなく、磁気圏は概ね静穏です。 南極の昭和基地の全天カメラでも、高緯度側(南極側)の地平線近くに オーロラの淡い輝きが見られる程度でした。 (c) SDO (NASA) 南極昭和基地の全天カメラによる、オーロラの様子。高緯度側の地平線近くにオーロラの光が見える。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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