宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 8 09:13 C2.9
5/ 7 17:15 C1.6
5/ 6 10:58 C2.4
09:03 C2.3
04:56 C8.3
02:43 M1.4
01:07 C3.8

黒点  5/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1732 4 β ---
1734 17 β C3
1736 8 β C1
1738 7 β C3
1739 8 β M1
1740 2 α C1
1741 2 α C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 514 -2.3
-2 h 506 -2.0
-4 h 537 -0.8
-6 h 533 +1.6
-8 h 545 -2.4
-10 h 539 -3.7
-12 h 542 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -44 -/ -
-2 h -45 -/ -
-4 h -46 -/ -
-6 h -54 -/ -
-8 h -59 -/ -
-10 h -58 -/ -
-12 h -62 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
5/ 8 0.3 1x10^3
5/ 7 0.3 1x10^3
5/ 6 0.3 2x10^3
5/ 5 0.4 4x10^3
5/ 4 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 5/ 3 12:17 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2013/ 5/ 4 16:28 太陽の東端でM5.7の中規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。
2013/ 5/ 5 13:32 C8.0のCクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
2013/ 5/ 6 11:19 M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速になっています。
2013/ 5/ 7 12:05 フレアの発生は減少しています。太陽風は500km/秒の高速状態です。
最新のニュース

2013/ 5/ 8 11:27 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は500km/秒の高速風が続いています。

担当 篠原

太陽では、Cクラスの小さなフレアの活動が、
南西の1736、1734黒点群や
北寄りの1738黒点群などで発生しています。

GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、
小さな活動が頻繁に発生していて、
ある程度の活動度の高さを感じさせます。
今後もCクラスやMクラスのフレアが続きそうです。


太陽風は、500km/秒と高速の状態が安定して続いています。
磁場強度はゆっくり下がって5nTと平均的な値になっています。
高速風の領域としては後半に入ろうとしているのかもしれません。
この後は、速度もゆっくりと低下に向かいそうです。

磁気圏では、小中規模の活動が続いている様です。
AE指数のグラフは、
500nTから300nT程の変化が断続的に発生しています。
今後太陽風が弱まって行けば、
こちらの変化もより小規模になっていくでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。