宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 5/ 5 13:32 更新 C8.0のCクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日お知らせしたM5.7のフレアに関連して、動画を2つ掲載します。 1つめは、SDO衛星AIA131、304によるフレア発生時の太陽の様子です。 初めに、右の1731黒点群でM1.3フレアが発生して、 連続するように、左端の1739黒点群でM5.7フレアが発生しています。 2つめの動画は、SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子です。 太陽の左に向かって激しくコロナのガスが噴出しています。 真横に向かっているので、地球への影響はなさそうです。 1739黒点群は、今朝、5日10時(世界時5日1時)にもC8.0と 大きなCクラスフレアを起こしています。 1731群、1734群の活動とともに、今後のフレアの発生に注目してください。 太陽風は、360km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は4nTから5nTに少し増えていますが、 平均的な強さに戻った程度です。 磁場の南北成分は、-2nTから-4nTと南向きがずっと続いています。 このため、磁気圏の活動度もある程度高まっている様です。 しかし、AE指数のグラフは昨日同様ずっと太くなっていて、 実際の変化なのかよく分かりません。 昭和基地の全天カメラを見ると、 オーロラがずっと撮影されています。 磁場の南向きに対応して、極域では変動が見られている様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールが西側に移動しています。 この領域の影響が、明日以降の太陽風に見られるかもしれません。 SDO衛星AIA131、304による、昨日のMクラスフレアの様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東へ噴出したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南極・昭和基地の全天カメラによる、世界時4日21時40分のオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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