宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:32)
今日、C8.0の小規模フレアが発生しました。
また、M5.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 09:33 C8.0
08:45 C1.7
04:31 C2.2
01:07 C2.0
5/ 4 21:20 C5.6
16:52 C3.7
14:43 C2.0
12:11 C2.4
02:23 M5.7
01:37 M1.3
5/ 3 21:03 C1.7
06:49 C2.3
05:42 C2.8

黒点  5/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1728 2 β ---
1730 1 α C2
1731 20 βγ M1
1732 12 β ---
1734 22 βγ C3
1737 1 α ---
1738 2 β ---
1739 5 βγ M6
1740 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 361 -3.8
-2 h 367 -3.9
-4 h 363 -3.3
-6 h 370 -3.5
-8 h 366 -2.7
-10 h 372 -3.1
-12 h 382 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -21 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
5/ 5 0.4 4x10^3
5/ 4 0.3 4x10^3
5/ 3 0.3 4x10^3
5/ 2 0.6 1x10^3
5/ 1 0.2 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/30 11:29 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。これから太陽風に乱れが発生しそうです。
2013/ 5/ 1 11:43 太陽風の小規模の変動が到来しました。C9.6のフレアが発生しています。
2013/ 5/ 2 12:45 太陽風磁場の強い南向きが続いて、磁気圏の活動が高まりました。4月の黒点数は72に上がりました。
2013/ 5/ 3 12:17 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2013/ 5/ 4 16:28 太陽の東端でM5.7の中規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。
最新のニュース

2013/ 5/ 5 13:32 更新
C8.0のCクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日お知らせしたM5.7のフレアに関連して、動画を2つ掲載します。

1つめは、SDO衛星AIA131、304によるフレア発生時の太陽の様子です。
初めに、右の1731黒点群でM1.3フレアが発生して、
連続するように、左端の1739黒点群でM5.7フレアが発生しています。

2つめの動画は、SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子です。
太陽の左に向かって激しくコロナのガスが噴出しています。
真横に向かっているので、地球への影響はなさそうです。

1739黒点群は、今朝、5日10時(世界時5日1時)にもC8.0と
大きなCクラスフレアを起こしています。

1731群、1734群の活動とともに、今後のフレアの発生に注目してください。


太陽風は、360km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は4nTから5nTに少し増えていますが、
平均的な強さに戻った程度です。

磁場の南北成分は、-2nTから-4nTと南向きがずっと続いています。
このため、磁気圏の活動度もある程度高まっている様です。
しかし、AE指数のグラフは昨日同様ずっと太くなっていて、
実際の変化なのかよく分かりません。

昭和基地の全天カメラを見ると、
オーロラがずっと撮影されています。
磁場の南向きに対応して、極域では変動が見られている様です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールが西側に移動しています。
この領域の影響が、明日以降の太陽風に見られるかもしれません。




SDO衛星AIA131、304による、昨日のMクラスフレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東へ噴出したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南極・昭和基地の全天カメラによる、世界時4日21時40分のオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。