宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:17)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 3 06:49 C2.3
05:42 C2.8
5/ 2 13:58 M1.1
05:28 C4.5
00:50 C2.5
5/ 1 23:07 C6.6
20:45 C1.8
16:22 C5.5
15:33 C2.0
13:09 C2.7
10:46 C4.1
10:18 C9.6
07:47 C2.3
05:44 C2.6
04:29 C3.6

黒点  5/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1728 1 α ---
1730 5 β M1
1731 33 βγδ M1
1732 7 β C3
1734 6 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 430 +2.3
-2 h 437 -0.5
-4 h 444 +2.6
-6 h 438 -1.9
-8 h 449 -2.8
-10 h 451 -1.8
-12 h 446 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -31 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h -33 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -35 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
5/ 3 0.3 4x10^3
5/ 2 0.6 1x10^3
5/ 1 0.2 5x10^3
4/30 0.4 5x10^3
4/29 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/28 11:01 昨日のフィラメント噴出によりCMEが発生しています。高速の太陽風は終わりました。
2013/ 4/29 12:03 1731黒点群でCフレアが頻発しています。太陽風は平均的な速度です。
2013/ 4/30 11:29 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。これから太陽風に乱れが発生しそうです。
2013/ 5/ 1 11:43 太陽風の小規模の変動が到来しました。C9.6のフレアが発生しています。
2013/ 5/ 2 12:45 太陽風磁場の強い南向きが続いて、磁気圏の活動が高まりました。4月の黒点数は72に上がりました。
最新のニュース

2013/ 5/ 3 12:17 更新
M1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨日、1日14時(世界時1日5時)に、
1731黒点群でM1.1の中規模フレアが発生しました。
X線のグラフを見ると、短時間の変化をしています。

その後の太陽は、
Cクラスの小さなフレアが3回発生しただけで、
活動度は全体的に下がっているようです。


太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。
弱い速度の山が続いているようです。
磁場強度は、4nTで安定しています。

磁場の南北成分は、南北に変化していて、
磁気圏活動をある程度起こしていそうです。
AE指数を見ると、ずっと太くなって変化が続いています。
しかし、この変化はデータがおかしいのかもしれません。

太陽風は、この後次第に低速の風になりそうです。
SDO衛星AIA193では、
太陽の中央にコロナホールが見えています。
また3日ほどすると、この領域の影響で
太陽風の速度が高まるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。