宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 5/ 1 11:43 更新 太陽風の小規模の変動が到来しました。C9.6のフレアが発生しています。 担当 篠原 昨日のニュースでお知らせした太陽風の変動が昨夜到来した様です。 ACE衛星の観測では、30日18時(世界時30日9時)に、 磁場強度が5nTから8nTに急に強まる変化が発生しています。 速度も、急という変化ではありませんでしたが、 350km/秒から450km/秒へ高まっています。 太陽風磁場の南北成分は、初めは北向きに振れていたのですが、 5月1日3時(世界時30日18時)頃に南向きに反転し、 以降更に強まって、-7nTくらいの南向きが続いています。 このため、磁気圏の活動度も今朝から高まり始め、 AE指数で700nTほどの中規模の変化になっています。 太陽風磁場の強まりは、今日いっぱいくらいは続きそうで、 磁気圏の活動度も高めの状態がしばらく続くかもしれません。 太陽風の変動は小規模のため、明日くらいには変化も終わって、 穏やかな低速の太陽風に戻りそうです。 太陽では、昨夕くらいから南西の1730黒点群の活動度が上がり、 C1.8、C1.3、C3.6、C2.6とCクラスフレアの発生が続き、 今朝、1日10時半(世界時1日1時半)にC9.6と Mクラス寸前の大きなCクラスフレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による1730群の活動の様子を動画で紹介します。 ちかちかと輝きが続くようになって、最後に大きな爆発を起こしています。 太陽では、その他の黒点群も大きな姿を保っています。 引き続き、フレアの発生に注目してください。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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