宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/30 11:29 更新 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。これから太陽風に乱れが発生しそうです。 担当 篠原 太陽の南東の端から1734黒点群が大きな姿を現しました。 また、隣りの1732群も発達して姿が大きくなっています。 太陽中央の1731群や1730群も大きさを保っており、 太陽は全体が黒点でにぎやかになっています。 今日の鹿児島は雨で、太陽を直接見ることができないのが残念です。 フレアの発生も増えています。 1730群のC5.9を最大に、1733群でC4.0、1731群でC3.9、 1732群でC3.3などそれぞれがCクラスのフレアを起こしていて、 南東の端の1734群のフレアも記録に含まれているようです。 この後も、CクラスやMクラスのフレアが続きそうです。 太陽風は、昨夜くらいから速度の低下が始まって、 現在は350km/秒へ下がっています。 磁場強度は4nTとやや弱めで安定しています。 27日周期の図の前周期と同様に、太陽風は低速風に変わりました。 前周期のままだと、これから1週間くらいは低速風が続きそうです。 一方、27日、28日にお知らせしたCMEによる太陽風の乱れが、 今日から明日くらいに地球に到来しそうです。 NOAA/SWPCの予報では、今日30日17時(世界時30日8時)頃に地球に達しています。 速度の変化は小幅だと思いますが、 磁場が強まって、南向きに大きく振れた場合、 磁気嵐などの活発な磁気圏活動をもたらす可能性があります。 また、SDO衛星AIA193では、太陽の北半球側にコロナホールがあります。 この影響が、明日、明後日くらいにいくらか現れるかもしれません。 現在の磁気圏は概ね静穏です。 AE指数は、小さな変動が発生してる程度です。 SDO衛星の可視光写真による、中央付近の1731黒点群と、南東端の1732黒点群、1734黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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