宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/24 11:51 更新 太陽風の磁場強度が高まり、南向きに大きく振れています。1726黒点群でC8.2のフレアが発生しました。 担当 篠原 昨日のニュースの直後から、太陽風の磁場が強まり始め、 10nT前後で推移するようになりました。 一方、速度の変化は小さく、300km/秒と低速のままで安定し、 今朝になって350km/秒にやや上がった程度です。 依然、低速風が続いています。 地球の磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、 磁場が強まるとともに大きく振れるようになりました。 初めは北向きに強まっていたのですが、 今朝くらいから南向きに切り替わり、 現在、-10nTと大きく南に振れた状態が5時間ほど続いています。 このため、磁気圏の活動度も高まっているようで、 AE指数は700nT程度の変化が発生し、 Dst指数も下がる気配を見せています。 今のところ太陽風の速度が遅いので、 磁気圏の活動は激しいという規模ではありませんが、 大きく広がったコロナホールの影響がどの程度及ぶかという要素と合わせて、 今後の太陽風の変化に注目してください。 1726黒点群で、昨夜、23日23時(世界時23日14時)に、 C8.2と大きめの小規模フレアが発生しました。 昨日のM1.0を再現したかの様なフレアで、 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 1726黒点群では、その後もC1〜2のフレアが7回程度発生しています。 活動的な状態は続いていますが、次第に西の端に近付いてきました。 SDO衛星による1726黒点群の拡大写真を掲載しますが、 太陽の端が写真に入るようになっています。 SDO衛星の可視光写真による、巨大な1726黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星AIA131による、1726黒点群で発生したC8.2フレアなど。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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