宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:02)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/21 09:56 C3.6
4/20 16:53 C1.4
09:31 C1.5
4/19 02:51 C6.5

黒点  4/21 (NOAA)
磁場 フレア
1722 4 β ---
1723 9 β ---
1724 1 α ---
1725 3 β ---
1726 15 βγ C4
1727 9 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 283 +3.9
-2 h 285 +2.1
-4 h 285 +1.3
-6 h 288 +1.8
-8 h 294 +0.1
-10 h 282 +1.2
-12 h 337 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 31 -/ -
-2 h 20 -/ -
-4 h 31 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 19 -/ -
-10 h 19 -/ -
-12 h 28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
4/21 0.3 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.5 2x10^2
4/18 0.4 1x10^2
4/17 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/16 12:05 太陽風の速度、磁場強度ともに通常の状態です。太陽も穏やかです。
2013/ 4/17 12:19 C3.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。
2013/ 4/18 11:23 太陽風は300km/秒台の低速風が続いています。太陽の活動も静かです。
2013/ 4/19 09:23 C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。
2013/ 4/20 13:58 黒点群が2つ出現しています。太陽風は低速で安定しています。
最新のニュース

2013/ 4/21 14:02 更新
1726黒点群の発達が目立っています。太陽風は遅い風が続いています。

担当 篠原

太陽中央の1726黒点群の発達が続いています。
黒点が増えるとともに、フレアの活動も活発化して、
C3.6のフレアを最大に、C1のフレアも6回発生しています。
今後の活動にも注目してください。

SOHO衛星LASCO C3カメラでは、
北向きと西向きに2つのCMEが噴出しています。
STEREO Ahead衛星によると、太陽の向こう側で発生した現象です。


太陽風の速度は、一時的に320km/秒くらいに上がる変化もありましたが、
基本的には280km/秒と遅い状態が続いています。

磁場強度は、4〜6nTと平均的な値です。
一時的に南向きに振れて、小規模の磁気圏活動が起きていますが、
その他の時間帯は北寄りに推移していて、磁気圏も静かです。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南北のコロナホールがとても大きく目立っています。
これだけ広いコロナホールも久しぶりではないでしょうか。

南半球側のコロナホールは、太陽の中央線に達しています。
3日後くらいから太陽風の変化に注目してください。
地球への影響はどのようになるでしょうか。



SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

4/20 08:06 UT

4/20 09:06 UT

4/20 10:06 UT

4/20 11:06 UT


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。