宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 07:31 C2.9
4/22 19:18 M1.0
04:30 C2.7
03:18 C4.5
00:55 C2.9
4/21 23:17 C2.2
19:21 C1.8
18:03 C2.5
14:56 C2.7
09:56 C3.6

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
1723 3 β C3
1726 42 βγδ M1
1727 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 276 +1.7
-2 h 274 +1.1
-4 h 267 +0.9
-6 h 264 -0.8
-8 h 261 +3.0
-10 h 260 +1.9
-12 h 263 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 16 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 25 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 17 -/ -
-12 h 25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^1
4/23 1.1 6x10^1
4/22 3.3 1x10^2
4/21 3.0 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/18 11:23 太陽風は300km/秒台の低速風が続いています。太陽の活動も静かです。
2013/ 4/19 09:23 C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。
2013/ 4/20 13:58 黒点群が2つ出現しています。太陽風は低速で安定しています。
2013/ 4/21 14:02 1726黒点群の発達が目立っています。太陽風は遅い風が続いています。
2013/ 4/22 11:40 1726黒点群がCクラスフレアを頻繁に起こしています。太陽風はとても低速です。
最新のニュース

2013/ 4/23 12:32 更新
1726黒点群でM1.0のフレアが発生しました。太陽風はとても遅い風が続いています。

担当 篠原

大きな姿を見せている1726黒点群で、
昨夜、22日19時半(世界時22日10時半)に、
M1.0の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

短時間の現象だったので、掲載しているGOES衛星のX線グラフでは、
変化がMの線まで達していないように見えます。

1726黒点群は今後もフレアを起こす可能性があり、
引き続き注目してください。


太陽風は、とても遅い状態が続いています。
速度は、280km/秒から一時260km/秒にまで下がり、
その後戻して、現在は280km/秒です。

磁場強度も3nTに弱まっていて、
速度、磁場ともにとても穏やかな太陽風になっています。

磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。


SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールが太陽の中央に広がっています。
この領域の影響が、これから地球にやって来る可能性があります。

太陽風の変化としては、初めに磁場強度が強まり、
やがて速度が上昇を始めます。
ACE衛星の白線と黄色線の変化に注目して下さい。

また、磁場強度が強まると、南北成分の変動幅も大きくなり、
強く南を向く可能性が出てきます。
その時に、磁気圏の活動もより活発になります。

これからどの様な変化が到来するのか、
27日周期の図を使って、前周期との違いにも目を向けてみて下さい。



SDO衛星AIA131による、1726黒点群で発生したM1.0フレア。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。