宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 4/23 12:32 更新 1726黒点群でM1.0のフレアが発生しました。太陽風はとても遅い風が続いています。 担当 篠原 大きな姿を見せている1726黒点群で、 昨夜、22日19時半(世界時22日10時半)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 短時間の現象だったので、掲載しているGOES衛星のX線グラフでは、 変化がMの線まで達していないように見えます。 1726黒点群は今後もフレアを起こす可能性があり、 引き続き注目してください。 太陽風は、とても遅い状態が続いています。 速度は、280km/秒から一時260km/秒にまで下がり、 その後戻して、現在は280km/秒です。 磁場強度も3nTに弱まっていて、 速度、磁場ともにとても穏やかな太陽風になっています。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールが太陽の中央に広がっています。 この領域の影響が、これから地球にやって来る可能性があります。 太陽風の変化としては、初めに磁場強度が強まり、 やがて速度が上昇を始めます。 ACE衛星の白線と黄色線の変化に注目して下さい。 また、磁場強度が強まると、南北成分の変動幅も大きくなり、 強く南を向く可能性が出てきます。 その時に、磁気圏の活動もより活発になります。 これからどの様な変化が到来するのか、 27日周期の図を使って、前周期との違いにも目を向けてみて下さい。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |