宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:40)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 04:30 C2.7
03:18 C4.5
00:55 C2.9
4/21 23:17 C2.2
19:21 C1.8
18:03 C2.5
14:56 C2.7
09:56 C3.6
4/20 16:53 C1.4
09:31 C1.5

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
1723 3 β C3
1726 36 βγδ C5
1727 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 277 -3.4
-2 h 279 -1.2
-4 h 281 +0.5
-6 h 281 +4.0
-8 h 285 +3.8
-10 h 290 +5.1
-12 h 271 +4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 17 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 19 -/ -
-12 h 20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.3 8x10^1
4/22 3.3 1x10^2
4/21 3.0 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.5 2x10^2
4/18 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/17 12:19 C3.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。
2013/ 4/18 11:23 太陽風は300km/秒台の低速風が続いています。太陽の活動も静かです。
2013/ 4/19 09:23 C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。
2013/ 4/20 13:58 黒点群が2つ出現しています。太陽風は低速で安定しています。
2013/ 4/21 14:02 1726黒点群の発達が目立っています。太陽風は遅い風が続いています。
最新のニュース

2013/ 4/22 11:40 更新
1726黒点群がCクラスフレアを頻繁に起こしています。太陽風はとても低速です。

担当 篠原

1726黒点群は更に姿が変化し、フレアも活発に起こしています。
昨日のニュース以降、C4.5を最大として、
C1以上のフレアが回程度発生しています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

南西の1723黒点群でもフレアが起きていて、
GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、
両者でチカチカとフレアが続いている様子が分かります。

黒点群の磁場構造は「βγδ」に分類されていて、
より大きなエネルギーを蓄えていると考えられます。
今後、MクラスやXクラスのフレアを起こす可能性もあります。


太陽風は、280km/秒とかなり遅い状態で安定しています。
磁場強度は、7nTに少し上がりましたが、
やがて5nTと平均的な値に戻りました。

磁気圏も静かで、AE指数は全く変化していません。


SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
南半球と北半球それぞれに大きなコロナホールがあります。
1月以降の変化を見るため、27日毎の写真を動画にしました。

先月までは、細い筋のようなコロナホールが見えていただけですが、
今回、一気に大きく広がっています。
明後日、24日くらいから、太陽風に影響が現れそうです。



1726黒点群は、日食グラスを使うと、
なんとか肉眼で見ることができました(と思います)。
3倍ほどの倍率がある太陽観察オペラグラスだともっと簡単に見えます。
どちらも金環日食観察用に買ったものですが、今でも活躍しています。
日食グラスなどをお持ちであれば、挑戦してみてはいかがでしょうか。



SDO衛星の可視光写真による、1726黒点群の詳細。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星AIA193による、太陽コロナの27日毎の変化。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。