宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/22 11:40 更新 1726黒点群がCクラスフレアを頻繁に起こしています。太陽風はとても低速です。 担当 篠原 1726黒点群は更に姿が変化し、フレアも活発に起こしています。 昨日のニュース以降、C4.5を最大として、 C1以上のフレアが回程度発生しています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 南西の1723黒点群でもフレアが起きていて、 GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、 両者でチカチカとフレアが続いている様子が分かります。 黒点群の磁場構造は「βγδ」に分類されていて、 より大きなエネルギーを蓄えていると考えられます。 今後、MクラスやXクラスのフレアを起こす可能性もあります。 太陽風は、280km/秒とかなり遅い状態で安定しています。 磁場強度は、7nTに少し上がりましたが、 やがて5nTと平均的な値に戻りました。 磁気圏も静かで、AE指数は全く変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、 南半球と北半球それぞれに大きなコロナホールがあります。 1月以降の変化を見るため、27日毎の写真を動画にしました。 先月までは、細い筋のようなコロナホールが見えていただけですが、 今回、一気に大きく広がっています。 明後日、24日くらいから、太陽風に影響が現れそうです。 1726黒点群は、日食グラスを使うと、 なんとか肉眼で見ることができました(と思います)。 3倍ほどの倍率がある太陽観察オペラグラスだともっと簡単に見えます。 どちらも金環日食観察用に買ったものですが、今でも活躍しています。 日食グラスなどをお持ちであれば、挑戦してみてはいかがでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星AIA193による、太陽コロナの27日毎の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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