宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 4/20 13:58 更新 黒点群が2つ出現しています。太陽風は低速で安定しています。 担当 篠原 太陽の北半球の中央に1726黒点群、 東の端に1727黒点群と、 2カ所に黒点が急に出現しました。 昨日の太陽写真と比べると、 急に変わっているので驚きます。 フレアは、今のところC1の小さな活動が起きている程度です。 2つの群の今後の発達や、活動に注目して下さい。 太陽風は、280km/秒とかなり遅い風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値で落ち着いています。 南北成分は比較的北寄りで、磁気圏は静かです。 AE指数はほとんど変化していません。 SDO影響AIA193を見ると、 太陽の東半球には、 北にも南にも広くコロナホールが広がっています。 南側がちょうど太陽の中央に達する頃ですが、 3〜4日後以降、これらの領域の影響で、 太陽風の速度が高まっていくかもしれません。 コロナホールの見え方は、27日前とかなり変わっています。 前の周期にも速度の高まりが来ましたが、 今回も更に高い速度の変化が到来するかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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