宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/19 09:23 更新 C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の西の端の1719黒点群で、未明の19日3時(世界時18日18時)に C6.5と大きめの小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA171による動画をご覧ください。 フレア発生後に、ポスト・フレアループがとてもきれいに輝いています。 GOES衛星のX線グラフによると、長時間変化が続くタイプのフレアです。 この変化の時はCMEを伴っていることが多いので、 SOHO衛星LASCO C2カメラに注目すると、 太陽の右に向かって勢い良くコロナの噴出が発生していました。 横へ向かっているので、地球への影響はないでしょう。 1719黒点群は西に没してしまいました。 残った1723群は縮小傾向で、太陽の活動はこの後は穏やかになりそうです。 太陽風は、速度がもう一段下がって、280km/秒とかなり遅い風になっています。 27日前の前周期も穏やかな風だったのですが、400km/秒前後に留まっていました。 しかし、今回はそれ以上に静かな太陽風になっています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 南北成分は0nT付近に留まり、磁気圏も概ね静穏です。 太陽風はこの後も穏やかに推移しそうで、磁気圏も静かな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA171による、西端で発生したC6.5のフレアの様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C2カメラによる、太陽の西へ向って噴出するCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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