宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:23)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/19 02:51 C6.5
4/18 16:50 C1.6
4/17 06:01 C3.5
03:15 C1.6
01:21 C1.7

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
1719 3 β C7
1721 5 β ---
1722 6 β ---
1723 21 β ---
1724 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 283 +0.6
-2 h 284 +0.6
-4 h 289 +0.7
-6 h 294 -1.6
-8 h 282 -0.9
-10 h 295 -1.3
-12 h 281 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -8 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 12 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
4/19 0.4 2x10^2
4/18 0.4 1x10^2
4/17 0.5 1x10^2
4/16 0.7 8x10^1
4/15 1.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/14 12:03 太陽風の乱れが到来して、速度は500km/秒に上がっています。現在の磁気圏は静かです。
2013/ 4/15 11:42 太陽風の速度は低下して、乱れは終わりつつあります。太陽も穏やかです。
2013/ 4/16 12:05 太陽風の速度、磁場強度ともに通常の状態です。太陽も穏やかです。
2013/ 4/17 12:19 C3.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。
2013/ 4/18 11:23 太陽風は300km/秒台の低速風が続いています。太陽の活動も静かです。
最新のニュース

2013/ 4/19 09:23 更新
C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の西の端の1719黒点群で、未明の19日3時(世界時18日18時)に
C6.5と大きめの小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA171による動画をご覧ください。
フレア発生後に、ポスト・フレアループがとてもきれいに輝いています。

GOES衛星のX線グラフによると、長時間変化が続くタイプのフレアです。
この変化の時はCMEを伴っていることが多いので、
SOHO衛星LASCO C2カメラに注目すると、
太陽の右に向かって勢い良くコロナの噴出が発生していました。
横へ向かっているので、地球への影響はないでしょう。

1719黒点群は西に没してしまいました。
残った1723群は縮小傾向で、太陽の活動はこの後は穏やかになりそうです。


太陽風は、速度がもう一段下がって、280km/秒とかなり遅い風になっています。
27日前の前周期も穏やかな風だったのですが、400km/秒前後に留まっていました。
しかし、今回はそれ以上に静かな太陽風になっています。

磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。
南北成分は0nT付近に留まり、磁気圏も概ね静穏です。


太陽風はこの後も穏やかに推移しそうで、磁気圏も静かな状態が続きそうです。




SDO衛星AIA171による、西端で発生したC6.5のフレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C2カメラによる、太陽の西へ向って噴出するCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。