宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/17 06:01 C3.5
03:15 C1.6
01:21 C1.7
4/16 13:26 C1.5
4/15 --- ---

黒点  4/17 (NOAA)
磁場 フレア
1719 3 β C4
1721 6 β ---
1722 8 β ---
1723 23 βγ C2
1724 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 345 +0.8
-2 h 349 -1.9
-4 h 346 -1.8
-6 h 359 -2.8
-8 h 364 -2.7
-10 h 372 -3.6
-12 h 378 -1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
4/17 0.5 1x10^2
4/16 0.7 8x10^1
4/15 1.5 1x10^2
4/14 4.8 8x10^2
4/13 14.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/12 12:32 M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 4/13 13:59 M3の中規模フレアが起きました。太陽風の乱れが近づいています。オーロラが強まる可能性があります。
2013/ 4/14 12:03 太陽風の乱れが到来して、速度は500km/秒に上がっています。現在の磁気圏は静かです。
2013/ 4/15 11:42 太陽風の速度は低下して、乱れは終わりつつあります。太陽も穏やかです。
2013/ 4/16 12:05 太陽風の速度、磁場強度ともに通常の状態です。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2013/ 4/17 12:19 更新
C3.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

今朝の17日6時半(世界時16日21時半)に、
太陽西側の1719黒点群で、C3.5の小規模フレアが発生しました。
13日のM3フレア以来、久しぶりにやや目立つフレアの発生です。

太陽では、その他にもC1の小さなフレアが数回起きています。
活動的な1719群がもうすぐ西に沈むので、
その後は1723群の動き次第になりそうです。

フレアの発生で見ると穏やかな印象の太陽ですが、
SDO衛星AIA304の動画を見ると、
太陽の端でプロミネンスがにぎやかな動きを見せてくれます。
14日から約3日間の太陽の東端の様子を動画にしました。
X線の変化だけでなく、こういった太陽の変化も楽しいものです。


太陽風の速度は400km/秒から350km/秒へゆっくりと低下して、
太陽風は低速風に変わっています。

一方、磁場強度は5nTから4nTと平均的な値が続いていますが、
昨夜、16日23時半(世界時16日14時半)に、
磁場の南北成分が北向き(プラス)から南向き(マイナス)に急に切り替わっています。
すっぱりと見事な切り替わり方です。

磁場が南を向いた影響で、
切り替わり以降のAE指数に小規模の変化が発生しています。

太陽風はこの後も穏やかな状態が続くでしょう。



SDO衛星AIA304による、太陽の東端で見られたプロミネンスの活発な動き。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。