宇宙天気 2013/ 4/16

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (12:05)

太陽フレアは静かです。

太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
4/16	---	---
4/15	---	---
4/14	---	---

黒点 4/16 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
1718	4	β	C1
1719	4	β	C1
1721	12	β	---
1722	5	β	---
1723	12	βγ	C1
1724	2	α	---

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
11:57	386	+2.5
-2 h	396	+2.1
-4 h	388	+2.7
-6 h	385	+1.7
-8 h	385	+3.3
-10 h	375	+4.6
-12 h	381	+4.7

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
12:30	-26	-/ -
-2 h	-29	-/ -
-4 h	-29	-/ -
-6 h	-29	-/ -
-8 h	-30	-/ -
-10 h	-30	-/ -
-12 h	-30	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.3 →	6x10^1
4/16	0.7	8x10^1
4/15	1.5	1x10^2
4/14	4.8	8x10^2
4/13	14.7	6x10^2
4/12	114.0	7x10^2

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

Canada (CSA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2013/ 4/11 11:32　C3〜4の小規模フレアが3回発生しています。太陽風はやや低速で穏やかです。; 2013/ 4/12 12:32　M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。; 2013/ 4/13 13:59　M3の中規模フレアが起きました。太陽風の乱れが近づいています。オーロラが強まる可能性があります。; 2013/ 4/14 12:03　太陽風の乱れが到来して、速度は500km/秒に上がっています。現在の磁気圏は静かです。; 2013/ 4/15 11:42　太陽風の速度は低下して、乱れは終わりつつあります。太陽も穏やかです。; 最新のニュース

2013/ 4/16 12:05　更新
太陽風の速度、磁場強度ともに通常の状態です。太陽も穏やかです。

担当　篠原

10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、
ゆっくりと下がって、5nTと平均的な状態に戻っています。
速度も400km/秒で安定していて、太陽風の乱れは完全に通り過ぎた様です。

磁場の南北成分は、最後までほぼ北向きでした。
このため磁気圏も静穏で、
AE指数のグラフには変化がほとんど発生していません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北東(左上)の高緯度域にコロナホールが見える程度です。
このため、太陽風はしばらく穏やかな状態が続きそうです。

27日周期の図では、前周期のこの期間は400km/秒程度の風が続いています。
コロナホールの様子などに変化はありますが、ひとつの参考になりそうです。

太陽は、南東の1723黒点群がやや発達しています。
フレアとしては、C1の小さなものが発生している程度で、
全体的には穏やかです。